昔ウィーンで(幽)霊に囲まれた話の更新版。

やっぱそうよね。
な話、してもいいですか?
こちらの本『霊学』の続きを読んでおりまして

急に思いつきました。

あの時のウィーンのアレ、今なら調べられるじゃん!
もう何年も前に書いたことがあるお話ですので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。が、その時の記事が見つからないのでそうでない方のためにもう一度書いてみますね。

ドイツで音大の学生の頃ウィーンで行われたワークショップ兼国際コンクールを受けに、夏休みに1週間弱ウィーンに滞在したことがあります。ええ、楽器一本持って夜行列車で(!)馳せ参じましたとも。あれ夜ケルンで乗車して、寝て起きたらウィーンに着いているという便利な列車だったのですよね
そういう学生対象のイベントは大抵安く泊まれる宿を利用できます。その時はウィーンの学生寮でした。めちゃくちゃありがたいですよね、安く利用させて頂けてしかもオーストリアの学生寮を体験できる。
その時のわたくしのお部屋、今でもはっきりと覚えています。だって以下に書きますような出来事がありましたので!笑
私の図解があまりにそっけないのでAIに綺麗目に描き直してもらったら、このように何だかミニマリストお洒落部屋的な図になりました
いえいえ、実物はめっちゃ古かったからね!お洒落とは程遠い、スーパー無機質かつ最低限のものしかない、がらーんとしたお部屋でした。上の方の階で窓の外には木が見えて、その向こうは道路。なので明るかったですけれどね。

当時わたくしはお風呂のない家に住んでいたのですが(EUの家はまあ大抵そう)、その学生寮には共用ながらお風呂がございましてね!!わたくし大興奮。しかも夏休みなのでどデカい学生寮なのに私以外人がいない。なんてラッキー!使いたい放題やん!と1日に何度もお風呂に浸かって絶好調な日々を過ごしておりました。
で、夜ですよ。

大満足ホクホクで寝入るわけですが、夢の中でベッドとは反対の壁を背に、人がずらーっと一列に、こちらを向いて座っているのに気づきます。一応図にしてみましたが、こんな部屋に収まる感じじゃない。その世界ではもっと横並びの列が壁を突き抜けてずーっと両側向こうまで人が並んで座っている。
そしてそれに気付いた瞬間に私が思ったこと

ええええっ!?しまった!!私としたことがこんな公衆の面前で堂々と横になって爆睡していたとは!!何とはしたない!!大恥&激焦
でもその一列に並んでいる人たちは一様に下を向いていて、どなたもお顔が見えない。

アカン、起きなアカン。起きろ!起きろ!しかし眠い・・・💤
寝返り打ちたい、でも皆さんにお尻を向けるなんて失礼なことできない。でもこっち向きしんどい!!
などひたすら気を使いつつもやはり寝入ってしまったのを覚えています。
で、朝が来ました。
ということはなく、実はもう一度ご対面(?)するのです。
それがこれ。
今度は囲まれて覗き込まれている!!大ピンチ。
その時私が見た景色がだいたいこんな感じ

何がピンチって

またしても公衆の面前で横になったまま寝入ってしまった!今までそんなことしたことないのに何故!?ああ恥ずかしい・・・皆さん大変失礼いたしました本当にすみません…
穴があったら入りたいとはこのことだよ全く。
しかし睡魔に抗えるわけもなくそのまま寝入って、今度こそ朝になりました。
で、ずっと気になっていたことがあったのですよね。
あの光景は、どうも戦時中の待合室ではないかと思っていました。とにかく薄暗くて周りが見えたわけではありませんし、それよりも恥と申し訳ない感覚が大きすぎて『後から思えば』ですが。
彼らの様子をAIに描いてもらったのですが凄い。まさにこれ。大きめの絵で貼りますよ。

まさにドンピシャでこういう感じ。この左右がもっとずーっと続いていて、もっと広い部屋でした。
それを私は

病院の待合室っぽかったよな。そして雰囲気は戦時中という感じだった。
とずっと気になっていたのです。
でも別にわざわざ調べるようなことでもないしと、ずっと放置していたのですが、よく考えたら今ならネットで調べられるやん!と突然気付きましてね。(これが記事最初。)
てことでその建物を調べてみますと

1938年にナチスが接収。
1939~1945年はドイツ国防軍の軍病院として使われました。
そこは主に軍人、負傷兵、軍属、ナチス親衛隊など軍関係者を治療する施設でした。(左はイメージ図)
しかし私が目にした方々は市井の人たちでした。軍人じゃない。
と思って更に調べてみますと
一般市民は通常は民間病院で治療を受けます。
ただし1944~1945年のように空襲で民間病院が機能しなくなった都市では、軍病院が一般市民を一時的に受け入れた例はあります。
また負傷した兵士(息子や夫など)を見舞うために市民が待合室や病室に入ることはありました。(右はイメージ図)

これやな。
これやわ。
やっぱりね、と納得。
***
で、

そんなご霊体に囲まれて怖くなかったのかい?
なのですが、全く恐怖を感じなかった。
何故か。
彼らに全く害意、敵意、悪意、禍々しさを感じなかったから。
特にこの囲まれていることに気付いて目が覚めた(?)2回目は

『何これ?一体何だろうね?』とまるで見たことのない珍しい物体や生物を皆さん恐る恐る眺めている感じだったのです。
『え~何やろ??』と皆さん頭に『??』が出ている感じで。
だからこそ余計に

こんなところに寝転がっていて本当に申し訳ございません…
という気持ちでいっぱいでした。
いや~懐かしいね!
あの時の皆さん、成仏して幸せになっていて欲しいと心から思いますよ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
そうそう、この江原さんの『霊学』。また感想をちゃんと書こうと思っているのですが、とてもいい。いや~よくあの世のことをここまで言語化できたものだ!と舌を巻くばかり。凄い。そして内容が濃い。どうでもいい与太話が一切ないので、ある意味高尾先生の内容の濃い書物を読んでいる時の感じに似ています。私好みだ。
あの世系ハンドブックはこれ1冊で完成されているだろう、というくらいお勧めです。
あの世感覚の薄い方にはちょっと難しいかもですが。
余談1:
上の学生寮、2020年くらいから大リノベーションを決行されたらしく、今見たらすっごい綺麗になっている!!

何と素敵な。
余談2:
その時参加したコンクールは2位でした。
昼はレッスンを受け、時間が空いたらウィーンの街を散歩し、フンデルトヴァッサー美術館にも始めて行き、宿に帰ればお風呂三昧。夜はコンサートが連日あり、宿では(全然無害な)霊たちに囲まれ、本来の目的に関しては1位はならずとも一応楽しく2位獲得。充実していましたねえ。懐かしいわ



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