ねえ、凄い驚いてしまった。
これはノルウェーの夕日らしいのですが
色がムンクだ!!
そのグラデーションの波々もムンク!!
彼が見ていた景色や色って、本当にあの絵のままだったんだ!?
って思いませんでした?
ムンクと言えば『叫び』ですが
いやいやそれ以外にも、といいますかそれ以外にこそ素晴らしい作品がとてもたくさんありましてね。
以前、近所でムンク展があった時に参上いたしましたが
こんな感じ。
そっか・・大袈裟とか奇をてらってとかではなく、彼は本当に絵に描いたそのままの風景や色を見ていたのだな(当然と言えば当然だが)
と驚嘆してしまいました。
すごいな。本当にそのままの風景がこの世には存在するんだ。
ヨーロッパをあちこちウロウロしていると
あの誰々の作品のあの色だ!とか
あの風景のモデルになった景色だ!とか
本当にあの時代はこういう生活をしていて当時も家の造りやカラーはまさに絵の通りだったんだ!
みたいな場面に出会うことがとっても多く、私はどうしてもそういうところに幸せを感じてしまうのですよね。
いや、楽しいんだもの♪
これはエゴン・シーレの『4本の木』。夕方ドイツの高速を走るとしょっちゅうこういう風景が遠くの方に見えて、必ずシーレを思い出します。だって本当にこのまんまの色と並びと雰囲気なんだもの!ああ、シーレもこれを見ていたんだなと。
そういえば11月体力が激減して何も前に進められなかった時、YouTubeをぱらぱらと見ていました。
ハマっていたのが、古民家を安く購入してDIYで綺麗にしていく系のチャンネルたち。そればっかり。
あれは真面目に凄い。
私は技術云々というよりも、物理的に何かと関わりを持ってモノをどうこう・・・といったことにからっきし適格がなく、興味もなく、自分でやってみようなどとは露ほどにも思ったこともなく。
いや、ドイツでは結構家のリノベーションを自分たちでする人は多い。なので学生の頃入居した家の壁紙を自分で貼り直すといいと言われ、友人たちの協力の元やってみたことがあります。
イメージ図
結果:
こんなことは二度とやらんぞ。
と自分の適性能力のなさをイヤというほど思い知りました。
だってやっていて0.1㎜も楽しくもなく、充実もせず、仕上がりもヘンテコ・・・
お金払うから得意な方やって下さいな♪
というたちでございます。
限界集落で古民家を改装し、自給自足的生活を楽しめるというのは素晴らしい才能ですね。
そういう人たちが自分たちに合った場所を見つけ、無理のない自然なライフスタイルを充実させ、幸せに生きている様を見せて頂けるのは眼福です。
木から家を建てたり、畑作で作物を収穫まで持って行けたり、こういうのを本当の生活力というのではないでしょうか。
いや、ホントすごい。感心し切り。
私はどう転んでもインドア派で、上記のように芸術に触れ感性と頭をメインに生き人と交流するという生活が好きなので、どうしても都会でなければ生きていけません。
まぁ今いるところも州都のど真ん中とはいえ田舎ですけれどもね。
これだけでは何なので。
算命学を絡めて言えば日干が己の人や甲・乙の人、もちろん戊の人も、年を追うごとに自然に親しんで生活したいと言い出しがちです。
具体的には土いじりが好き、森林が好き、山が好き。
会社勤め時代はそんな時間がなかったから引退したら土地を借りて家庭菜園を、など。
自分と同類の質の良いエネルギーに満ちたものの傍にいたい、それに触れたいというのは当然と言えば当然。
日干が土性・木性以外でも、宿命に土や木が多い人はその傾向があります。山に入りたい、田舎の方で畑をやりたい。
一方私は木性・土性がないわけではないけど・・といった程度、うすーくしか持ち合わせていません。
なので庭付きの家でしょっちゅう草花の世話をするとか、定期的に雑草を刈るとか絶!対!無理!です。ちょっと他人様のお庭を見せて頂くだけで大満足。
水性過多ですのでできれば美しい水辺で生活したい、というのはあります。でも綺麗な海が見える場所ってそれだけで高いんだよねという現実問題が・・・(とフランスの不動産を思い出すなど)
そんなわけでDIYで古い家を改築してすっかり綺麗にし、心地良く住める状態にできる人なんかは心の底から尊敬してしまいます。その様子を家で、動画で見られる時代というのもありがたいことですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
これもムンクさんの作品ですよ。
余談:
そういえば最初は山深い古民家DIYの動画だったのに、山の動物たちが映るかな♪と監視カメラを設置したらエライものが映りまくりで、途中からほぼ完全に心霊チャンネルみたいになっているものがありました。笑ってしまうわ(笑)
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