鑑定師の有効利用方法、自分の人生を誰か・何かに乗っ取られてはいけない（3）

『あなたのためよ～』

風を装って実は相手をコントロールしつつ依存する気満々な人・・

そんなものに自分の人生の大事な部分を明け渡してもいいのか？

の話の続き：

そんな怪しいものに自分の人生乗っ取られてる場合じゃないだろー！

と言いたいんです。

『世間の常識』というものだってそう。

世間の常識というのはよく考えると、どこの馬の骨とも分からん自分とは直接関係ない多数派の烏合の衆が『ええやん』と言ったものでしかないわけです。

そんなものに人生乗っ取られたいか？

私は嫌ですよ。

誰か・何かに判断してもらって人生の主導権を明け渡せば

自分で考えなくていい

自分の感情に向き合わなくていい

判断の責任は負わなくていい

どんな結果でもいつも誰かのせいにできる

といったような逃げ道らしきモノは確保できます。

その場その場は楽かもね？

でも死ぬ瞬間に人生を思い出す時

学校は気が進まなかったけど親が全力乗り気だった○○校に行った

仕事は本当は○○の道に進みたかったけど、皆安定第一というし▲▲の会社に入った

結婚は親戚の○○さんが勧めてきた人と見合いして結婚した

特に家が欲しいわけではなかったけど、賃貸は損だから

食べ物は特に好きでなくても何となく流行りに乗ってた方がウケがいいかな～と思ってその時その時テレビで話題になってたものばっかり食べてた

・・・・以下延々

自分の人生において一体いつ自分で考えて感じて判断して肚の底から『よし、これでいこう！』と納得して全力出して生きた？

せっかくの人生なのに、よその誰かの代理遂行みたいな人生しか送ってなかったやん！

自分の人生なのに誰に遠慮して生きてたんだ？

うわー！

もっと本当の自分として生きれば良かったあぁぁぁぁ・・！

ってなりたくないやん。

冗談じゃねーや。

自分の人生なのに自分を生きないというのは自分に対する最悪の暴力であり侮蔑であり冒涜だと思っています。

別に自分の狭い世界に固執することはない。

ただ、柔軟に外の意見を参考にしてもいいけれど、中心にはいつも自分が居ること。

核の部分を外側に明け渡さないこと。

人生を乗っ取られないこと。

ですので、四柱推命でお伝えすべきことはちゃんとお伝えしますが、宿命と環境の境目をはっきりさせて、これは私が判断したり決めたりすることではなく相談者様ご本人のテリトリーの話だと思ったらそれをお伝えします。

そこのところを勘違いしてズカズカ入っていってしまう人（どんな分野でも）は多いのでね、常日頃から『自分はどうしたいのか、どう感じているのか、どう決意するのか』は譲らない練習が大事だと思います。

人生で最も大切な部分ですからね。

長すぎるので後ちょっとだけ