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『進撃の巨人』と因縁とあの世

 

うわわわわわ!!

 

 

円のパワーが更にめちゃくちゃ下がっているじゃないですか!大丈夫か日本。

 

 

さて。

何だかやりたいことがありすぎて

1日が30時間くらいで睡眠4時間でOK!!な毎日だといいのになぁ

とよく思っています。

 

でも!

 休みじゃグフフ♪

 

で、進撃の巨人を観るのもやりたいことの一つでね。

これは今年の夏、パリ北駅(Gare du Nord)構内で見たポスター。

 

最近終わったアニメが大変好評なようで、私も観始めたら冗談抜きで止まらなくなってしまいまして、殆ど一気に観終わってしまった!これ出てくる街の様子がとってもヨーロッパなのですよね。木組みの家とか教会の様子とか。そして登場人物の名前がいちいちドイツ名とかドイツっぽいとか、アニメ界でもしかしてドイツ語って流行ってます?

 

Bleachを観ていた時も何故かキメ台詞がドイツ語メインな種族とかあって

Zeige Dich Goethe!(ツァイゲディッヒゲーテ!)

 

が出て来た時には私+子供3人同時に

ぶふぉっ!

ってなりましたよ。

 

いやしかし、この進撃の巨人って全世界で大人気じゃないですか。多くの国の人たちが観ているでしょう。

これパレスチナやユダヤ系の人たちが観たらものすっごく身につまされるだろうなぁ・・・

と何度も思いました。

話が進めば進むほどめちゃくちゃ暗~く重~くなっていくのですよね。

 

 

そしてこの話もつまるところは私がよくこのブログでテーマにする因縁ど真ん中の話ですよ。

 

自分の思いはどうなのか

思い残しがあるのか

あるとしてどれだけ強い思い残しや執着なのか

それを次の世代の近しい者に無意識に or 意識的に植え付けてしまったのか

思いの流れの川がどちらにどう、どのくらいの濃さで連鎖しているのか

そしてその意識の縛りからどう自由になるのか

 

この辺、作り話ではなく本当に滅茶苦茶大事なのです。

実際の世界(あの世+この世)もその自分を雁字搦めにする因縁から自らを開放していく物語。そのためにこの世に生まれてきていると言ってもいい。その解決を外側で誤魔化すという方に逃げてしまうとどんどん自縄自縛パワーが強力になってにっちもさっちもいかなくなってくる。自分ではなく他の誰かに何とかしてもらおうと期待すると、期待を裏切られた時失望だけでなく憎しみが湧く。その積み重なりが争いを生み人を、世界を滅ぼす。

心の中を丁寧に1つ1つ分解して見ていくと必ずそこに行き着くものなのです。

 

いや~、壮大でとても良かった。

マンガという静止画の物語をアニメという動く絵にする技術も、日本は本当にとんでもないクオリティでレベルだと思う。そして最終的に「めでたしめでたし。おしまい。」とならず、やはり人は争いを続けていくものだというリアリティ溢れる締め方も良かった。

素晴らしいね。本当に素晴らしいと思うよ、日本の漫画界。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

まぁでも作中あまりに人が簡単に死に過ぎて、途中結構しんどくなりましたけれどね。それを差し引いてもとても深く色々考えさせられる作品でした。いや、考え過ぎて今他に何もできないくらい自分の中にどーんと入ってきてる。

漫画家ってすごい仕事ですよね。

そして

作者の諌山さんも(ご本人お気づきか否か分からないが)あの世系に通じてる人だよなあ・・

と思って命式見たら、乙巳の方なのですね。他にも色々納得。

 

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