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家族を大事に、自分を大事に、それは表に見える部分の話じゃない

 

おはようございます。

本日で学校終了!明日から夏休みに入ります。

夏休みに入ったら入ったで子供たちがずっと家に居るので大変ですが、とりあえず決まった時間に(これが私は恐ろしく苦手)早起きして送り出さねばならないという責任から解放されるので、私もちょっと気が楽です。

 

最近記事の更新が滞っております。

書きたいことは山ほどある。それらを書きかけては(子供たちの用事で)中断され、記事を下書き保存し・・・というのが溜まりに溜ってっています。記事の更新が止まるともちろんアクセスも面白いほどダダ下がりですよ。

 

でもね。

これでいいと思ってる。

 

一番大事なこと、私が人生ですべき最優先事項はやはり子供たちのこと、家族のこと。家系のドブの流れを私で完全にぶった切ること。家系の流れで何か終わらせるべきことを終わらせるのが午未天中殺チームの人生の役割。絶対にここを忘れてはいけない。

ここを不意にして充実した幸せな人生なんてないんだよ。

 

幸せと成功の張りぼては作れる。

子供と家庭をその瞬間瞬間になんとなく脇に押しのけて、さり気なく自分個人の充実を優先させ・・・・・る方へつい流れたくなるのは分かる。そういう人生もあるだろう。しかしそれは身近な、力で抑え込めてしまう存在を踏み台にして『 キラキラ輝くアタクシ・俺様 』を実現しようとする人生ではないか?奪ってはいないか?

少なくとも自分の人生について考える時、そういう考えが過(よ)ぎる。頻繁に(※)。弱いものの口封じはいとも簡単。水が低きに流れるが如く人は易きに流れるもの。子供は親に無償の愛を提供してくれる。それはもう信じられないほど大きく継続的に。それを当然のこととし、その上に胡坐をかいて『 我が権利なり 』とばかりに搾取し続ける・・・これが毒親や機能不全家族やドブ家系の真髄。ここに私はもの凄く敏感で、人は何よりもまずこれについて、すなわち

 

人は力関係において誰かに対して優位に立った時如何に振舞うか、如何に自制できるか

それが人間の品格も価値も決めるし諸悪の根源ともなりうる

 

ということを学ばなくちゃいけないのになと思う。

 

まだ私が日本にいた頃なので随分昔の話だけれど、 “ 〇〇の妻 ” (〇〇は夫の職業)という装飾語を常に表紙にまで付けて出版物を出している女性がいた。よく売れていたのだと思う、本屋で平積みになっているのを度々見た。ただまだ成人もしていなかった当時の私だったけれど、何とも言えない違和感を見かけるたびに強く感じていた。

後年その子供たちが大きくなって『 母は如何にもスーパー主婦で母業も完璧にこなし・・という売り方をしていたけれど、実際は家のことは完全に放ったらかしで家庭は惨憺たるものだった 』と暴露していて、ああ、私が当時抱いた違和感はこれだったかと妙に腑に落ちたことがある。

 

ご本人の頭の中では自己イメージはこんな感じだったのか・・・?

The Unknown Woman by イワン・クラムスコイ

 

わりと最近これとは別の話で、これまた出版系の女性が娘に毒親であることを暴露されたニュースがあった。

その女性はほのぼの家庭を題材に自分の生活話を表現してきた方だったが、蓋を開けると実は典型的な機能不全家族で内情は大変なことになっていたと。家族の私生活を長年切り売りし、娘さんご本人は自分のことや亡くなった大事な父親のことをあることないこと好き放題創作し公表されるのが嫌で嫌で堪らず、何度も泣いてやめてくれと頼んでも『 私の仕事に口出しはさせない(キリッ!』と子供の意思も人権も完全無視。苦しさに耐えきれなくなったその子は何度もリストカットをするが、親は見て見ぬフリもしくは暴言でキレ散らかすが、同時に並行してほのぼの家庭で苦労もあるけどよく頑張るアタクシ♪のお話しを紡ぎ続けたと。

 

娘に対しては有無を言わせず10代前半での二重整形を強制し、私が見かけたその娘にかけ続けた罵詈雑言は目を覆いたくなるような汚いものだった。その一方で息子はベタベタに甘やかす。娘はとっとと未成年段階で家を追い出し金銭支援は一切しないが、息子には留学もさせるという兄弟姉妹間の極端な差別。

どこを取っても完璧且つ典型的な毒親仕草で、全く無関係な私までわりと本気でしばらくの間打撃を受けて参ってしまっていた。況やその娘さんをや。

 

毒の継承。機能不全家族の拡大再生産。ドブの固形化。

裕福でない出から紆余曲折あって子供2人を立派に育てて仕事でもある程度名も財も成したワタクシすごい!!を自分の人生としたいのは分かる。だからこそ必死で外側にはそれをアピールし、そのように評価されるように持って行く。皆にそう認めてさえもらえれば、陰で何が起こっていようがそんなことはどうでもいい!と身近にいる弱い存在をしたい放題食い散らかす。自分の踏み台にしてその子の若年期も運も愛も搾取し尽くしてこそ今の自分がある、などという謙虚な発想にはもちろん至らず、思うようにならないフラストレーションを思う存分その子にぶちまける。

 

(次のページに続きます)

 

(※)

人生、個人の適性、家族形態、家系の様子など人それぞれ様々ですので、誰かの生き方やある種の生活スタイルを否定したり批判したりするものではありません。仕事も家庭も♪と両方上手くやれる人、むしろもっとやっていいぞ、という人もたくさんいらっしゃいます。その辺はそれこそ算命学で見れるというものです。

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