楊貴妃について調べていました。
玄宗皇帝が寵愛しすぎたため乱が起こった傾城
世界三大美女の一人と言われる楊貴妃さん
<『 まあね。』
どんな美女の気配のある命式なのかと思いきや
あんたナタリー・ポートマンかい!という命式(笑
ナタリー・ポートマンも戊午で帝旺二本立て。
美女というより帝旺。
でも機知に富んで音楽に秀でていたというのも分かる命式。
そんなことよりも、ですよ。
ついでにこの方の旦那さん( って気軽に言うな )玄宗皇帝も見てみたのですよ。
楊貴妃とイチャイチャする玄宗さん:
彼の治世の世は唐の時代の絶頂期だと言われていて
さぞかし政治力の強い実力派のエネルギーもりもりな人なのだろう
と思って命式を見てみましたらば!
宿命全中殺 ですよ!めちゃくちゃ珍しい。
そして最身弱。初旬見ても身弱の星。
しかも天干が乙(きのと)の一気格。
こういう随分古い時代の人の生年月日は果たして正しいのか?と思いますが
天下泰平の中で玄宗は徐々に政治に倦み始める。
737年、寵妃武恵妃の死去により、玄宗は新たに寵愛に足る美女を求めた。
この最愛の奥さんが亡くなったあたりからグダグダになっていくようなのです。
( その後代わりを求めている時に楊貴妃が出現する、そして上の図のイチャイチャ期へ )
その時期彼は、736年から誰にでも平等に訪れる月柱天剋地冲の大運=己卯
でも彼の場合、年柱と月柱が律音なので、その10年間は年柱も天剋地冲、なので天剋地冲が二重
それ以前にその前の大運10年間が庚辰(かのえたつ)なので、支合2つ出るとはいえ
天干が全部干合変化してそれまでとは随分調子が狂ったはず
その流れからのダブル天剋地冲の10年なので、そのあたりからグダグダになったというのも、さもありなん
というのが見て取れるので、多分生年月日は正しいでしょう。
しかし宿命全中殺。
この命式も三柱異常干支と同じくらい算命学のルールがそのまま当てはまらない超例外命式。
分からないものですね・・・こんな人生丸ごと存在丸ごと『虚』の人がこんな広大な領域を治め
奥さん、子供合わせてこんなにいる。
しかも77歳でお隠れになるという、当時にすればスーパー長寿。
日座中殺さんはそれだけで神懸ってるみたいなところがありますので
それのもっと極まったバージョンの人だったのでしょう。
いや~、面白いですね。
今後も色々歴史上の大人物を調べてみようと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
私が今までに見た宿命全中殺の人:
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