Jacqueline du Pré ( ジャックリーヌ・デュ・プレ ) というイギリスのチェリストがものすごく好きなのですが、彼女の生涯を算命学的に解析すると人生について考えざるを得ないのです。
凄い才能だと思う。まぁ才能云々より私は好きなんだよ。
彼女の演奏するこのドボルザークのチェロコンチェルトなんて、ホント滅茶苦茶好き
この3分30秒あたりから入るソロの部分、音のど真ん中に彼女の魂がバシーッ!!っと真っ直ぐに入っていて、それまでのオーケストラの演奏をぼんやり聴いていても、いきなり彼女のソロで目がパッと覚める感じ。
ものすご~~~く格好良いのですよ。
このちょっと前から
来る~
来る~
来るぞ~
来るぞ~
来たぁぁぁ~っ!
と毎度鳥肌立てながら聴いてます。
ところで彼女は早くからチェリストとして名を成したけれども、多発性硬化症で27歳でもう演奏活動引退せざるを得ず、42歳で亡くなっています。
5歳からロンドン・チェロ・スクールで正式に音楽演奏家としての道に踏み出す
年運:年干支天剋地冲、大運はまだスタートしていない
12歳でBBC主催のコンサートで演奏
12歳の年運:調舒
7~17歳の大運初旬: 調舒、命式内も鳳閣が定位置でこの時期表現の運気最高潮
正式なデビューは1961年にロンドンで行われた。
同年にはエルガーのチェロ協奏曲を録音し、16歳にして早くもチェロ演奏家として国際的な名声を得る
1961年: 日干支天剋地冲&接運
1961年17~27歳: 乙亥 ( 天中殺 ) で貫索
→ 独立、自分のチェリストとしての地位を確固たるものとする時期
16歳の衝撃的なデビュー以降、イギリスの国民的な音楽祭 「 プロムス 」 にもエルガーのチェロ協奏曲の独奏者として常連のように出演。
まだ少女の面影を残すデュ・プレが悲壮的なエルガーのチェロ協奏曲を弾いたことなどがきっかけとなり、イギリス国内で大衆的な人気を集めた。
チェロ演奏家として不動の地位を確立した後
1966年末に21歳でピアノ演奏家で指揮者でもあるダニエル・バレンボイムと結婚 (=上の動画の指揮者 )。
17~27歳:乙亥 ( 天中殺 ) で貫索 → 独立、自分のチェリストとしての地位を確固たるものとする時期
1966年、天中殺での結婚
1971年26歳に指先などの感覚が鈍くなってきたことに気付く。
この症状は徐々に悪化し、1973年初の演奏旅行のときには既に満足のいく演奏が行えなくなっていた。
同年秋に多発性硬化症と診断されチェロ演奏家として事実上引退。
( 日本にも来ています → 1973年4月に来日したものの体調不良により演奏会はすべてキャンセルされ、そのまま演奏活動から引退を余儀なくされた。28歳。 )
1972年27歳から大運が変わる、まだまだ大運天中殺
1973年28歳: 日柱が冲=今まで築いてきたものがバラバラになる、そしてそれまでと違う生活が始まる
多発性硬化症の進行により、1987年に42歳で死去
家族内での位相法条件の重なりでもちょっと書きましたが、私は
律音、納音、天剋地冲 みたいな 強い位相法条件や接運、天中殺が後天運で出る時 というのは
宿命と現実のズレの軌道修正のきっかけになる何かがある時
もしくは
それらと関係なく、人生で起こるべき大きな出来事が発生しやすい時期の目印
だと思っています。
彼女の人生って要所要所に大きな破壊条件である天剋地冲や冲が出ています。
でも
天剋地冲の時にチェロを始めたから長く続かなかったんだね~
みたいな話ではないと思う。
後天運的に大きな位相法条件が出ている時
要は大きな目印になる条件が出ている時 というのは
本来の自分の姿とズレた無理のある生き方をしている場合
そのズレに気付かせるような出来事が起こりやすい
そこで
私の人生こんなのでいいのか?
いや、本当はこうじゃない、変えるなら今だ!
と
自分で 気付いて
自分で 決断して
自分で 行動して
自分で 人生を変えていける きっかけ
になりうる チャンスの時期。
ただ彼女のように 宿命ど真ん中を生きていてもこういった節目節目で何かが起こることもある。
例えば彼女の場合は多発性硬化症ですがそれはもう始めから人生に組み込まれた出来事の一つなのであり、そういった
始めから人生に組み込まれた出来事が出現しやすい時期の目安が 後天運的に大きな位相法条件が出ている時
なの かも知れない と思っています。推測。
なので
大きな後天運的目印が出ているのに何事もなく過ごせた人は
宿命と本人の在り方が一致していい感じで行けてるよ、そのままでOK
の GOサイン が出たと見て安心してそのまま進めばいい のです。
何故彼女が宿命ど真ん中を生きていたと分かるかって?
本来の自分の在り方とズレて 「 何か違う 」 と違和感を持ちながらあんな演奏はできないよ。
そういう迷いとか違和感は必ず音に反映されるからです。
彼女の生涯を描いた1998年くらいの映画: Hilary and Jackie
こんなマニアックな映画をリアルタイムで映画館で観た人なんて私くらいのもんだろうよ
コメント
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>Peonyさん
なんとご覧になった方が!
かなりぶっ飛んだキャラで描かれていましたよね。
バレンボイムはまだまだ活躍中なのに、この映画すごいネガキャンにならないのかな?と当時気になりましたw
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佳代様
私もジャクリーヌ・デュプレの映画、観ましたよ!天才の凄まじい人生を知って、強烈な印象を受けたのを覚えています。そしてすぐに彼女のCD買いました。確かに彼女の演奏は鳥肌ものですね。魂を削って演奏している姿に今観ても圧倒されます。
佳代様のお陰で久しぶりに彼女のCDを聴きたくなりました。
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直接お支払い出来ました!
ありがとうごさいます。
後天運表楽しみにしています(^^)
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>のっちさん
今見てみるとペイパルも寄付ボタンもちゃんと繋がりますが、何故だろう?
それが難しければ、直接
kayo_ruhe あっと hotmail.com
宛てのペイパル口座に直接お振込みいただいて、同じメールアドレスに何をご希望か、生年月日及び性別をお知らせ頂ければご希望の品をお送りいたします。
何だかよく分からなくてすみません。
ではよろしくお願いいたします^^
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佳代さま
後天運表が欲しくて何度か予約フォームから購入を試しているのですが、
お支払い方法: PayPal
お支払い情報の入力が完了し「お支払いへ進む」をクリックすると、PayPal の決済手続きページにリダイレクトされます。
お支払いへ進む
というページから進みません(TT)
PayPalの口座は持っています。
寄付をするのところから 入っても上手くいきません…私の方のやり方が悪いと思って諦めつつあったのですが、今回の記事を読んで ますます欲しくなりました。
諦めずに毎日 チャレンジしてみます!