皆様こんにちは。
こちらはちょっとだけ夏が戻って来たような気候で『やっほ~い♪』という感じです。やっぱりお日様が照っているのは有難いなあ。とは言え本日も最高気温24度くらいですがね。それでも先日はあまりに寒すぎて
いよいよ冬の毛布を出して電気毛布も導入せねばならぬか
というところまで来ていたので嬉しいです。
さて。
SNSのPVやフォロワー、視聴者数などがどんどん落ちて来る人というのは、始めは『皆が知りたそう、見たがりそう』なものを内容にしているのに、途中から『自分が好きなもの』を混ぜ始めるから落ちるのだ
みたいな発言を小耳に挟みましてね。
面白いなと思いましたよ。
何故ってそれを言っているご本人の命式を見たら確かにそう、その戦略で合ってる。間違いなくばっちり。
現実的に分かりやすく目に見える成果を確実にあげていくために、広く浅く出来るだけ多くの人の気を引き、受け入れられるようなコンテンツを広い世界に向けて発信する。しかも社会の流れや流行といったものに敏感で時代を先読みできる感性の人。実際その方は
え、その分野でそんなに多くの人を集めているの?
というくらい人気のあるご様子。
確かに正しい。収益至上主義で可能な限りファンを増やし続ける、それを絶対に減らさない!みたいなところに目標を置くのであればその通りなのでしょう。
例えばポピュラーなダンスと音楽はこんな感じ、誰にでも馴染みやすく分かりやすい
Pieter Bruegel the Elder – The Wedding Dance
但し上でも書きました通り『この方の命式であれば』合っているのです。
なので仮に収益最重視で行くにしてもその方法が合わない人がいる。
いや、その方法というよりもそもそも収益や人気を第一義に置いてていいのか?という人もいる。
例えばですが調舒星。
調舒星は自らの好きポイントを何よりも大切にし、こだわりにこだわってそこを深め、磨き、きらりと尖った個性濃縮型作品にして世に投げかけるのが本質。その理想とするところを命を削ってでも完璧に、美しく、自分の納得する形で表現し伝えていくことを主旨とする星。
そんな調舒星がですよ、『どうやったら皆にええやんって言って貰えるかなあ♪』みたいなぼわんしたところを目指し始めるとその本質が生きてこない。世の多数派を占める一般人の気を引き財布の紐を緩めさせるということは、ある種の忖度、ご機嫌取り的な色が必ず必要になってくる。
どっち向いとんねん?ホンマにそれでええんかい!?
というわけです。
調舒星というのはそもそも全人生を集中して命懸けで表現をしていこうという場面なのに、誰かに、そして世間に忖度し、自分の内側で妥協してしまっている段階で既に陰転が始まっているのです。本当はこうだと確信しているのに周りに合わせて違う方に舵を切った、みたいなことをすれば、たとえ万人受けしようとも釈然としないもの。というよりも内側で猛烈に調舒星がキレているでしょう。本当のところは怒り心頭なはずです。周りの顔色を窺うということに最もそぐわない星、それが調舒星。本心を偽って、内側でおざなりにされたことにガチギレしている調舒星を抑え込んで、嫌だなと思いつつ我慢しながらやり続ける・・・そりゃもう大陰転です。
更にもっと言えば、調舒星だって色々ある。
- 日干丁の調舒星持ちさん とか
- 日干甲の調舒星持ちさん とか
- 主星調舒
- 極星調舒
- 調舒星が中殺されている
- 調舒星が2段重ね3段重ねになってる
ともなれば、そりゃあもう調舒星の中の調舒星、筋金入りの調舒星。
そこに天将星や天馳星なんかがくっついてみ?笑
というわけでここでも私がよく言うこれ。
それぞれにそれぞれの真理がある。
誰もが自分の真理を見つけたら誰かの役に立とうと『これが真理です!』と声高に叫ぶけれど、そしてそれは善意からなので何も悪くないのだけれど、その人の真理があなたにとっての真理とは限りませんよということ。
その辺も算命学ではよく見えてしまうのです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
7月は終わっちゃいましたが、とても素敵で好きな絵。
July Night, 1898 by Childe Hassam
このハッサムさんも調舒星持ちさん。しかも中殺されているので相当濃い調舒星。
注1:
ここでは調舒星という局部的な話をしていますので、調舒星を持っていても他の星との組み合わせ次第で上の発言の方の手法でも行けたりする場合もあります。
注2:
調舒星持ちさんがそういうわけで大きな注目、人気を集めるような時というのは、自分のこだわりを貫いて始めは万人受けしなかったけどコアなファンがついてある時期から一気に火が付いた、みたいな場合。もしくは世の人々の注目を広く浅く大きく集めるのが得意な人が発信者(調舒星持ち)の代わりに人を集めてくれるような流れになる時ですね。
コメント