ふと思い出したのですが、最近ジャンヌ・ダルクが火炙りの刑に処せられた広場でそれとは知らずにお茶しました。
『 この街にはやたらジャンヌ・ダルクの名前が出て来るけど、彼女の出身地なのかな?』と思いお茶しながら携帯で調べてみたら、まさに今いるこの場所で亡くなったんだ!?とびっくり。
ルーアンという街です。
彼女は大変な最後でしたが、今は国民的英雄として教えられるようですし、手厚く葬られているので死後迷うこともなくさっさと転生してそうだな、なんて考えていました。
もし転生したとしたら、前回があまりに激動過ぎたので次回は平凡で平和な人生を送るのかも知れないな、なんて。
どんな人も前世の影響を今世では受けて生まれてきています。というより前世の経験から、今世をどんな感じにするか自分で決めている部分が大いにあるのです。
たとえば
前世は奴隷のように休みもなく毎日17時間働きづめの人生だったので、今世は出来るだけのんびり生きたいんだよなあと思って胸の星が鳳閣星で生まれて来たよ( 突然出て来る主星鳳閣、ただし中殺なし )。
いや、自分の場合前世はゴッホみたいに超個性の人で天才で世に功績は残せた。でも人並みの幸せみたいなものに縁遠くてずっと寂しかったので、今回は個性とか才能とか全然要らんから、社会の大多数が『 これが良し 』とする平均的王道をぼちぼち行くような一般庶民的幸福を経験したいんだ。
私は前世、子供が多くて子供の世話に追われるうちに一生が終わってしまった。それはそれで良かったけれど自分のための時間や夫婦の時間なんて全然持てなかったから、今世は子供はいいわ。子供なしで夫婦仲良く自分のための生活を堪能する人生を送りたいんよ。もし子供を持つとしても一人かな・・とか。
前回はAということにずっと取り組んできた人生だった。それに関しては第2段階までやり遂げたので、次回はその続きをやって更に進めたらいいなと思ってる、とか。
今まではずっと集団の一員で影の補佐役みたいなのが好きでやって来たけど、今度は毛色を変えて孤独にはなるけどリーダーというものをやってみる人生もいいかも知れない、とかね。
いま不満に思う状況や環境ですら、前の人生では喉から手が出るほど渇望していたものかも知れない。つい人は現世的で『 今の時代の世論に合った 』正解こそ幸せへの道と考えがちだけど、もっともっと視点を遥か上空に、魂の行程というスケールで見たら有り難いこともたくさんあるのでしょうね。
かくいう私は・・
周りから見たらまあいい感じなんちゃう?というボチボチの人生を送ったことがある。社会的にも上の中くらいで言ってみれば 誰に見せても恥ずかしくない人生。
うわぁ・・こういう言葉、ちょっと書くだけでもぞわぞわするわ。すごく嫌な感じで。というか嫌すぎて吐きそう。
その言葉通り『 周りにどう思われるか 』で進行方向を決めて階段を駆け上がった人生。自分は本当は何をしたいのか、何を目的に生まれてきたのかなんて本心なんてまるで無視。形だけ。うわぁ・・
で、亡くなる時
うわあ、私は一体何をやっていたんだ!?せっかく1回の人生送るチャンスを与えて貰ったのに、やろうと思ってたことなにもせず!周りの目やしょーもない社会的評価ばかりを気にして中身空っぽの人生やったやないかー!なんやこのカスみたいな人生~!
と悶絶するほど激烈後悔した経験がある。
だからこそその時の私と同じような性質をバッチリ備え持った両親の元に、彼らを反面教師とすべく日々その姿を目に焼き付け、自らの人生の進み方をよく考えるんだぞ!という意味でああいう環境に生まれてきたのでしょう。
そして周りの価値基準に合わせてチョロチョロひょこひょこする人生なんて絶対に無理やぞ?自分をよく見つめないと心身ともに死にますぞ?という逃げる余地のない命式(笑)で生まれて来たと思っています。
ジャンヌ・ダルクさんの魂は、平和な時代に生まれ変わって幸せに生きられているといいですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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