自分の感情を感じる前に他人の感情を感じてしまうHSP（1）

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さて。

ああああ、すごい！そうなんだよ！！

と思った表現。

俺って自分の感情を感じる前に他人の感情を感じてしまう。これに慣れてしまうと自分の心が他人の感情で殻のように固く覆われ自分の気持ちがわからなくなる。すると心が「誰か察してくれ」と悲鳴をあげ怒りに変わる。殻を破るために「俺はもう顔色を察しなくても生きられる大人だ」と自分にいいきかせる

— 高知東生 (@noborutakachi) March 12, 2022

自分の感情を感じる前に他人の感情を感じてしまう

これ。これを言語化できるこの方はすごい。

ドンピシャで言語化できたのもすごいけれど、これを本当に分かるには「自分の感情、その動き」をまともに真正面からじーっと見据えなくちゃいけない。

これがね。

人間一番逃げるところなんだよね。何故なら一番痛みを感じるところだから。一番隠したい、なかったことにしたい、見なかったことにしたい、気付かなかったことにしたい。自分の芯だから。そしてそこには漏れなく家族と子供時代が関わって来るから。あのまっさらで綺麗でとても柔らかかった心が、あの時無碍に扱われズタズタになった経験を思い出し、反芻し、大人になった頭で理解し直し、何故そうなったのかという「先祖の歴史を遡る旅」を頭と気持ちでやり尽くさないといけないから。

うわ～！ちょっと思い出すだけで吐きそうになるほど苦しいし、それを継続して思考して行って・・・

ってやーめーてー！

ってなるよね、最初は（笑

だからこそそこから外の世界に逃げてお金儲けに走ったり、むやみに知り合いを作って世界を広げてみたり、愛人を囲ってみたり・・・それで「何か実のあること」をした気分になる。それらはもちろん悪いことではないけれど（家庭がある人が愛人はどうかと思うが）、根本のところがすっきり整理されていないとそれらは全て本当の意味で幸福の種にはならない。むしろ単なる誤魔化しでしかないかも知れない。

何だか上手く行っている気がしない、外側が上手く行ってても内側で違和感や不快感が消えない。その元凶はやっぱり自分の中にあり、そこに辿り着くのには必ず自分の気持ちに向き合うしかない。

これが苦しい。苦しいんだ～！（経験者は語る）

お金払って業者に代わりにやってもらえるようなことではありませんしね。なので大抵は無意識に先送りにしてしまう。

今世で頑張ろう、今世ではやるんだと思って、どんどん子孫に押し付けてしまいまして

みたいなね。

だからこそこの記事で書いた

家族の運は密接に関わり合う、老後は子育ての成績表

生き様の伝達が因縁であり、有り難くない因縁を打ち消すのに最長七代、最短で三代かかると言われます

家系における生き様の伝達が因縁であり、因縁を打ち消すのに最長七代、最短で三代かかると言われます。

なのですね。

しかし何代もずるずる先送りして、汚い面なんてござーませんでしたが？というフリをしてご先祖があの世に旅立っても、残されてうず高く積み上げられた「真正面から取り組んでスッキリ整理すべきゴミ」はある時、ある世代でその子孫を潰しそうになってしまう。その子孫はゴミとともに自爆するか、自分が先祖の尻拭いまでやってやろうと腹を括るか、しか選択がなくなるところまで来てしまう。

その意味でこの高知さんはすごいなと思います。

薬物で捕まってからの、自分の人生への真っ直ぐな取り組みがいつもツイートに表れていて見ていて気持ちがいい。これはなかなかできないことだなあと、漠然と尊敬の念を抱く人も多いと思う。

しかしこの