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ある商人の思い

 

以前通訳の仕事をしていた時、日本では誰でも知っているような商社の随分上の人( 年齢もポジションも )が私にぽつりと言ったことがあった。

佳代さんね、女性はこの世に子供を産むということができる。そんな大役を果たすことが出来る。

でもさ、男はそれが出来ない以上、人生で出来ることなんて仕事頑張るくらいしかないんだよね。

仕事頑張って家庭を、社会を支える。それだけ。だから僕は仕事に精を出して来たんだ。

まだ若かった私は

へえ!そんなこと考えたことなかったし、男性ってそんなこと考えるんだ!?

と意表を突かれた感があった。

そしてそんな風に考えられる男性は素敵だなと思った。

もちろん男性にできることはもっと他にあるだろうし、女性も『 だから子供は生まないと 』とかそういう話では全然ありません。

 

仕事で色々な商社の人たちと知り合ってお話を聞いていると

実は内側はこんなこんなで、まあ大変なんすよ・・・

みたいな打ち明け話を結構聞くことがあった。

その世界はゴリゴリのマッチョ系の人が多いイメージで、実際相当精神が太くないとやっていけない世界のようだった。

私は昔から目上の人たちに異常に好かれて可愛がられる性質があったので( さすが北に龍高の午未天中殺 )

マッチョ道何十年でゴリゴリやってきた人からも、そんな本音みたいなものを聞くことが多かった。

表はゴリゴリのマッチョ道を邁進していて、実際ドロ沼も飲み込む勢いで黒い世界を生きている人も

根底では自らの社会における役割をそういう風に考えていたりもする。

そのおかげで社会が回っている部分もきっとあるのだろうな、なんて思ったのでした。

今朝急に思い出した。

私が第一子を出産した時連絡すると、たいそう喜んでくださった。

あのおじさん(今ではもうお爺さん)お元気かな。

 

The Carpet Merchant by Jean-Léon Gérôme カーペット商人たち

 

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