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第二宿命の影響の大きさ、ジェシー・リバモア氏

 

また今日も記事めっちゃ長くなったわ。

でも2回に分けると分かりにくくなるので一気にUPするよ~!

やっぱり皆が知っている有名人を取り挙げたり、誰にでも分かりやすく記事を書くとPVも いいね も

がん!っと上がりますね。

そうじゃない時との差たるやもう・・・チーン

分かってる。

分かっちゃいるけど。

やっぱり本日も私の好み一択でかっ飛ばして書いていくのです 笑

というわけで本日の 生贄 参考例はこの方

アメリカの著名な投機家、相場師で 「 ウォール街のグレートベア 」 という異名をもつ

ジェシー・リバモアさん

またマニアックな例キタコレ

マーケットの魔術師 というめちゃくちゃ面白い本があるのですが、ご存じでしょうか。

私これもう10年以上前に読んだと思うのですが、そこで彼のことを知ったのですよ。

その本では他にもトレーダーが何人も挙げられているにもかかわらず彼のことだけが記憶に残っていて

それは何故かというと

彼の人生ジェットコースターの上げ下げが激しすぎ!!

だったからです。

その人生ギッコンバッタンっぷりが

この人絶対命式に 冲( ちゅう ) あるやろな~ キョロキョロ

とぼんやり思いつつ・・・・・・命式を見るのをずーっと忘れていて

昨日初めて見た!w

算命学の予備知識なくこの記事をお読みの皆様に軽く説明  ← 本日は例外的に親切に説明w

冲 ( ちゅう ) というのは

十二支を時計盤上に並べた時、真反対に位置する者同士の組み合わせをいいます。

子と午 とか 巳と亥 など

180度間反対なだけあってエネルギーの質も正反対

この冲の組み合わせが、各自生年月日から導き出されるこういう命式内にあると

  • 完成したものをいきなり終わらせる、手放す、それがぱらぱらに崩れる
  • ものすごいいいことがある → ものすごいしんどいことがある → ものすごいいいことがある と人生の上げ下げが激しい
  • ものすごいいいこと と ものすごいしんどいこと が同時進行する

などなど

とにかく落ち着かねえな! な性格、人生になりがちです。

で、リバモア氏も案の定命式内に 冲 ( この場合詳しくは 納音=なっちん だけど ) があったのですが、それよりも。

彼の場合 第二宿命 に注目やわ。

その前に彼の急上昇&急降下を繰り返す激し過ぎる人生を見てみようか?

以下 wiki より

16~36歳の大運天中殺は禄存・司禄、つまり 財運の中殺

農業を継がせようとしていた父に反発し、母の手助けにより14歳で家を飛び出しボストンで株仲買店の小僧になった

→ 6~16歳の大運初旬 車騎・天恍 天剋地冲

15歳のとき投機家へと足を踏み出す

→ 15歳 天中殺年

1897年、 6ヶ月足らずで破産する ( 1度目の破産 )

→ 大運天中殺入りの5年目

1900年10月、ネティ・ジョーダンと1度目の結婚

→ 大運天中殺が司禄中殺、年運律音

翌1901年、強気の相場に乗り5万ドル=現在の貨幣価値で20億円程度 の資産を作る

→ 月柱天剋地冲

1906年5月に2度目の破産。妻・と別居スタート

→ 年運天剋地冲 ( 剋される )

1907年、2度の破産から立ち直り100万ドル=現在の貨幣価値で200億円 の資産を保有

→ 月柱律音、年柱納音の年

1908年、莫大な負債を抱える

→ 年運年柱半会、まだまだ禄存大運天中殺

1915年2月18日、破産を申請、受理 ( 3度目の破産 )

→ 特になし

1917年 負債を完済、離婚し&ショー・ガールと2度目の結婚

→ 年運天中殺

1932年9月16日、不倫が元で離婚

→ 前年が年柱天剋地冲、翌年から月柱天剋地冲の大運

1933年3月28日に結婚。ハリエットの結婚は4度目であり、彼女の前夫たちはみな自殺

→ 月柱の大運天剋地冲スタート ( 接運 )

1940年うつ病でピストル自殺

→ まだ月柱天剋地冲の大運、天中殺年、日柱大半会

いちいちタイミング悪すぎ。

なんで毎度わざわざ天中殺やら天剋地冲でスタートしてんねん。

とツッコミを入れつつまとめましたが、最後の嫁は疫病神過ぎるでしょ・・・何故そんなのと結婚した?ゲッソリ

結局最後の嫁=ハリエットは4回結婚して、相手は4人とも自殺したってことよね?

どんな女だよ・・・ピカソもびっくりやわ。

で、そうそう。

命式、これが第一宿命。

第二宿命とは、10年ごとに運気が切り替わる大運の初旬

つまり大運が稼働し始める最初の10年に出てくる星を言いますが

リバモア氏の場合こう

車騎・天恍 天剋地冲

  • 車騎 = 勝負師の星
  • 天恍 = 自由に夢とロマンを追いかける
  • 天剋地冲 = 激動

そして大運二旬と三旬の20年間が 財運の天中殺

まとめると

夢とロマンを追いかけ一山当てようと勝負に出る激動の人生

そのまんまなんですよね。

そして既述の通り何始めるにもスタート時期が悪い。

結婚運に関しても、庚子 ( かのえね ) は結婚運は順風満帆とは言えない人なので特に注意しなくちゃいけない

じゃないとハリエットみたいな怖い女性につかまってしまう・・・ドクロ十字架

もうちょっというと、彼は命式内に 財星がない。

相場師なのに財星がない

ってことは

意識の中からお金の存在がスコーンと抜けているか

お金に異常に執着するか

といったように極端なことになります。

その上 冲 の極端さも相まって、お金に執着せざるを得ないという風にマズイ方向へ意識が向いた。

既に完了している人生を算命学的に解析して、何をどうしたら良かったのか?

とか考察するの好きなんです。

好きというか勝手に考え出して止まらない。

では彼の場合この命式でどうすればよかったのか?

以下は私の考えですが

彼も初めは

一山当てて成功して (=手段 ) 幸せになろう (=目的 )

でスタートしたはず。

それがいつの間にか

一山当てるのが人生の目的

になってしまった。

自分の人生の中心に自分がいて、中核である自分が財をツールとして扱うのか

自分の人生の中心にお金があって、自分がお金に振り回される人生なのか

これは算命学云々以前のテーマですよね。

もちろん命式や運気の流れを読んで、細かく注意して変えていける部分はある。

でも、人生ってこういうシンプルな部分が最も大事で、そこがズレるとどれだけ細かいところに気を付けても甚大な影響が出てくるものだと思います。

そして根本がズレているから命式もその特徴が苦しい方へ顕在化してくる、と。

手段と目的、取り違えたらアカンでー!

というお話でした。

マーケットの魔術師続編出てるの知らなかったわ。買おうかな。

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