昨日の記事 の続き
私が今いるところは、どうもとても歴史が古いらしく、オープンから約100年くらいのようです。
昔の様子
私はここで何をしているかというと
母子で3週間療養施設に滞在して元気になろう!という保険の制度を利用して、休んだり体操したり診察を受けたりマッサージしてもらったり・・と色々するわけです。
私の場合は産後の激しい心身消耗状態&そこから引きずる背中と腰の故障を何とかしたいというのが理由ですが
母親ではなく子供のリハビリや成長促進目的の滞在で母親がくっついてくるパターンもあるみたい。
こういう施設はドイツ各地にあって、喘息など呼吸器系疾患のある人は海沿いの施設に行ったりします。
それでですね・・・
これ3週間の滞在、全部保険で賄われます。
普通に考えてもかなりの額ですよね?うちなんて4人ですので。
そこから考えても・・・
大丈夫なのかな〜 ? と。
そういう大勢が利用するような施設って私にはあまり良いイメージがなく、ボロボロだったり
掃除が行き届いていなかったり、従業員が雑だったり、食べ物が悲惨だったり、色々残念なケースが頭を過りまくっていたのです。
行く前。
けれども好奇心に引きずられて実際来て見てびっくりしましたよ。
かなり大きな施設なのに、これは国がお金を出しているのか?
十分に潤ってる。
手抜きがないというか満ち足りているというか、あっちもこっちもちゃんと手入れしてあって、古いのにピッカピカ なんです。
だって幼稚園とか学校のトイレがもうシャキーン!と磨き倒されていてものすごい清潔感
「 ここになら布団敷いて寝ることもできる 」
と思えるほど綺麗なんて想像できます?
でも実際そうなんです。
そして何もかもが素晴らしく効率よく組織化されている。
母親に提供されているプログラムだけでも( 強制でなく選べる )
ヨガ、ノルディックウォーキング、自己防衛、絵画、ボクササイズ、プールでの体操、瞑想、ダンス他すごい数。
これに子供向けのイベントやコースも加わると、一体どれだけの人たちがこの施設に携わっているのかと感嘆してしまいます。
これだけ大勢の人が働いているのに、雰囲気がギスギスしてない。
それだけでもすごいわ。
そしてここはもともと孤児院だったり、病気や障害のある子供達のリハビリ施設、療養施設としてスタートしたところ。
従って、3週間の間子供達は普段の生活通り施設内の学校や幼稚園に行けるのですが
「 ちょっと一時子供預かり所 」 みたいないい加減な一画ではなく、幼稚園も学校もものすごく充実している。
ちゃんと園長先生も校長先生もいて、授業あり、クラブ活動あり、宿題あり、宿題のお世話をしてくれる時間もあり、そして終わりにはいつも行っている学校の先生に子供の様子を伝える連絡まで取ってもらえます。
施設・設備も充実そのもの。
いやいや、すごいな
私の療養のために来た3週間ですが、子供達にとってはまさにパラダイス
幼稚園や学校でできた友達も同じ建物に住むので、朝から晩まであちこちで顔を合わせ寝る直前まで一緒に遊びまくれるし
遊具も充実、私の子供達は夕食の後は毎日2時間友達とプールで大はしゃぎしてエネルギーを炸裂させまくっています
( そばについていなくちゃいけない私は結構しんどい・笑 )。
私もこんな子供時代を送りたかった・・という体験をさせてあげられているという点だけでも、ここに来た甲斐があるというものです。
明日に ( ´∀`)σσ つづく
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