
なんてのどかで美しい風景!
優しくて平和でゴッホのイメージ通りですね。
平野に春の草花が咲き、ちょっと岩があったりするところにお日様が出ていて、でも雨が降っている。狐の嫁入り風景の太陽がゴッホの核を表しています。

算命学の世界では全てをこの十の自然の要素に分解して考えます。
人間もまた、この十の要素で成り立っています。
あなたの命式も例外ではありません。

今回付けた音楽はヨハネス・ブラームスの『子守歌』(Wiegenlied, Op. 49, No. 4)。
いいですよね、大好き。
ブラームスさんイケメンの若い頃
年行ってからのイケオジスタイル

『子守歌』ドイツ語歌詞(▼クリック)
Guten Abend, gut’ Nacht,
mit Rosen bedacht,
mit Näglein gesteckt,
schlupf unter die Deck’:
Morgen früh, wenn Gott will,
wirst du wieder geweckt.
Guten Abend, gut’ Nacht,
von Englein bewacht,
die zeigen im Traum
dir Christkindleins Baum:
Schlaf nun selig und süß,
schau im Traum ’s Paradies.
『子守歌』歌詞日本語訳
あなたに良い夕べを、そしておやすみなさい
薔薇の花に包まれて
カーネーションを飾られて
毛布の中に潜り込んで
明日の朝、神がお望みであれば
あなたはまた目を覚ますでしょう
あなたに良い夕べを、そしておやすみなさい
クリスマスツリーを
夢の中で見せてくれる
天使たちに守られてね
さあ、幸せに心地よく眠りなさい
夢の中で楽園を見てね
何で宿命に子守歌?という感じですが、優しくて夢見がちで繊細過ぎたゴッホにぴったりだと思いませんか?

ゴッホと言えば困窮する彼をことあるごとに助けていた弟のテオ。
このアーモンドの花の絵も、テオに子供ができた時にゴッホが贈った作品です。
が、ゴッホの命式を見ても、あまり兄弟に頼るという感じではないのですよね。
で、テオの命式を見てみると…分かります、分かりました。
なるほど彼は兄弟をとても大事にする人です。常に兄弟および仲間を常に気にかけていて、助けてあげないと!と責任感の強い人。


そしてゴッホは丙申の人なので、テオにとっては第一守護神。ありがたく大好きな存在だったのでしょう。
(この絵はJohn Peter Russellというゴッホの友人が書いたもので、ゴッホ作の自画像ではありません。)
でもゴッホの命式を見てみると、これだけで困窮するという感じではない。敢えて言うとお母さんがここでもキーパーソンといいますか、そこで拗れたのかなと。そう思って調べてみると

画商、教師、伝道師など職を転々とし、家族からは「何をやっても長続きしない問題児」と見られていました。
とのことで、両親と折り合いが悪かった模様。
まあ転職は今日でも理解されがたいですが、それ以前に敬愛する父は神職について欲しかったとか。そこで理解を得られなかったのが苦しかった…というより、精神を病むほどボロクソに言われていたかもしれませんよね。そういう内情と言うのはなかなか外には漏れ伝わらないもの。
命式を見る限りは極端に『変わった人』という感じでも生きづらい感じでもない。陰にこもるタイプでもなく(要は陰キャではない)、多少フワついた夢見がちのロマンティストではあるものの、それも魅力となって人々に好かれたでしょう。もしそうでなかったのなら、余程彼を曲げてしまう外因があったはず。


せめて母上だけでも彼の理解者であれば、そこまで病むことはなかったかもしれませんね。とはいえ自分で耳を切り落とすほどの苦悩があったからこそ、あれだけの作品を残せたと思うと…芸術家って大変ですよ全く。
(写真はオランダのゴッホ美術館で撮ったもの。)
本日もお読みいただきありがとうございました。
そうだ、子守歌のブラームスについて書きたかったのだった。
そしてブラームスと言えばクララ・シューマン、クララ・シューマンといえばこれまた病んでライン川に身を投げた彼女の夫であるロベルト・シューマン。そのあたりも書きたかったのですが、どうもここのところ天気がずっと悪く大変寒く、調子もイマイチなのでまた日を改めまして。

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