現在わたくしは初めてお相撲の国技館がある両国というところに滞在しているのですが
地元感すごい
ナニコレ・・
私が元居た宝塚市とは姿形は全く異なるのですが、地元に帰ってきた安心感みたいなのが半端ない。なんだこれ。今まで東京の様々なところに滞在してきましたが、こんな感じを受けたのはここが初めて。
いや、本当に地元に帰ると色々苦しい思い出が襲ってくるので、ここでいう安心感とは私が想像する「普通の人にとって地元とはこういう感触を受ける場なのだろう」のイメージです。
そして私がいつも聞くクラシック音楽というのは、(私にとって)しっくりくる季節感とか聞く場所との相性があると思っていて、日本にいる間は大抵聴きません。
が、今日両国から浅草辺りまでずんずん元気に歩いたのですが道中ずっとこれを聴いていました。
。
めちゃくちゃ合う。この土地に。
どういうことこれ?
根底に流れる色と暖かみ、そして柔らかさが同じだ。
同じだー!!
と思って喜んでずっと聴いていました。
そしてどこに歩いて行ったかと言いますと、用がございまして三越百貨店日本橋店へ。

ってわたくし初めてこちらに寄らせていただいたのですが
なにこれすごいやん!
百貨店というより美術館。美しすぎるし素晴らしすぎる。最高過ぎる。こういうの大好き!
何を言っても陳腐に響いてしまうほど感嘆しきり。
そして一周しながら思ったこと。
やはりこれは・・・サマリテーヌ百貨店やギャラリーラファイエット(両方パリ)のスーパー上位互換!!
お店を見て回った時に
あ、これつい最近パリで見て感じたアレだ
と思いましてね。
パリのサマリテーヌ百貨店についてはこちらで

ラファイエットについてはこちらに書いています。

三越百貨店日本橋店がパリの百貨店を模して造られたかどうかは分かりません。が、建築に携わった人は確実にそれらを知っているし、そこから学んでいるはず。だって空気が!そして導線も、展示の仕方も
そうそう、パリで見たばかりだ
と懐かしく思いましたのでね。
(でもさすがに20万円超える品が誰にも触れるエスカレーターの隣にペッと置かれているようはことはありませんでした)

これは中央の巨大なオブジェを後ろから見たところ。
このアールヌーボーとアールデコの混ざったような建築様式も本当に素敵で最高。
もちろん上まで行って見て参りましたとも。

惚れ惚れしますね。ため息が出るほど美しい、洗練されて。
この感じ。パリで受けた印象ととても近い。
けれども正直に表現させていただくと、こちらの方が遥かに洗練されて品格が数倍高く、隅々までに心遣いがピシッと行き渡ってとても気持ちがいい。人もごった返していませんし、何と美しい心地の良い空間であることか。
当然近くで見ることができる部分は近くまで行って観察いたします。
これよこれ。

うん、やはり。
仕事が細かいところまで丁寧で職人さんの気概を感じる。これよこれ、こうでなくっちゃ。
ラファイエットの時は上に貼った記事にも書いたのですが

同じようなアーチ形の帯の部分、仕上げが何とも雑。
まあ遠目に見えると美しいのですが・・(全然フォローになっていないな)
全く予期せず本当に素晴らしいものを見せていただきました。
ラファイエットとサマリテーヌを見た時の満足感を足して100倍にしたものを得た感じです。
さて、明日から鑑定に入ります。
まだあとお席数席ございますので、ご希望の方はお急ぎになってね。日本の銀行への振り込みも可にしています(当方が日本滞在中のみ)。


12月まで鑑定を待てない、通常のZOOM鑑定を希望したいという方はこちら。
本日もお読みいただきありがとうございました。

もとは呉服屋さんだったのですね。入り口も美しいなあ。もうすっかりファンです(笑)

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