色とりどり

 

 

 

 

何で皆そんなに淡々と常識的に普通に生きれるの！？

 

なーんーでー！？

 

 

凄く常識的に皆と同じように標準帯に合わせられる層が厚すぎる。

 

 

社会通念に則ってます

突拍子もない言動は取りません

皆に 『 ちゃんと 』 真面目に合わせて

出る杭にならず楚々と生きていきます 

 

 

 

いや、真面目かどうかで言えば私も真面目よ？

 

自分に嘘がない人生を送ろう

自分の本質・内側と外側を可能な限り一致させよう

 

という意味においてとことんストイックで真面目。

誰よりも真面目。

誰よりもきっちりしてる と思う。

 

 

 

反対に

 

その他大勢から 『 これが良し 』 とされているものに自分が染まっていることにすら気付かず

自分の本来の姿が消えかけていて

でもその洗脳に気付くこともなく

皆もそう言ってるからと多数派に属する安心感に甘んじて生きる

 

 

というスタイルが苦手で堪らない。

 

そういう風情の人が少し目に入るだけで、心の中に咲いている花がみるみる灰色になって萎れていくような感覚に襲われる。

 

多分それは、その人の心の内側で瀕死の状態になっている花を勝手に感じ取ってしまっているからでしょう。

 

 

要は

 

寄らば大樹の陰

長いものには巻かれろ

 

的発想が大嫌い。

 

そこには際立つ 『 個 』 がないから。

 

 

どんな人の持って生まれた性質・能力も、それぞれに色とりどりで方向も次元もバラバラで

それがストレートに出ればこの世の中はもっとカラフルに自由に生きやすくなるのにね。

 

 

 

 

Beekeeper, 1872　by Ivan Kramskoy

長い人生でこの老人の内側に降り積もった色とりどりの想い、その複雑さや深みを

一体どれくらい修行すればこんな風に一枚の絵で表現できるようになるんだろうね？

Ivan Kramskoy の作品で一番好きな絵。

ロシアに絵を見に行きたいなあ・・・