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誰もが舞台上の主役、そこでどんな多年草の種を植えましょう

 

素晴らしい秋晴れの日に、移動遊園地に行ってきました。

 

 

楽しかった!

私の住む街には毎年夏、ライン川沿いに大きな移動遊園地が来ます。それがコロナで去年・今年はなしに。

その代わり?反対側の岸に今回のミニ移動遊園地が秋に来たというわけです。

それほど大きくない。だからちょっと寄ってちょっと遊んでさっと帰ってこようと思って行ったのですが、結局3時~7時くらいまでがっつり遊び倒しましたわ(笑

 

長男は先週友達とその弟、そしてそのお母さんと既に行っており、夫は仕事だったので今回は私と下の双子だけ3人で。なので活発さ無限大の7歳児2人の安全確保を私が一人でしなければならず、へっとへとになりました。この人混み↓の中ではぐれたりしたら大変だものね。

 

これは観覧車の上からすぐ隣のジェットコースターを見たところ。

 

しかし子供たちは好きなものほぼ食べ放題飲み放題状態(そんなフリーパスがあるというわけではなく、私が甘いのです・・・笑)、やってみたいことは片っ端からやってみることができこの上なく大満足。よかった。

 

 

良い人生を送れたか否かはきっと、人生が終わって(もしくは終わった後?)振り返る時、楽しい気分、嬉しいこと、気持ちのいいことが生きている間にどれだけあったかで決まるのでしょう。

人生って思い出を紡いで編み上げられていくような面があると思う。そして今回の最高に充実して楽しかった記憶は確実に私たち3人の中に残ります。子供たちが今後の人生で毎年来る移動遊園地や、別の街でふと目にする観覧車やメリーゴーランドを見るたびに今回の幸せな記憶がふと甦れば。それはその瞬間にまたまぎれもなく幸せを感じるということ。その瞬間幸せであるということ。それを考えると、今この瞬間にこの移動遊園地を最大限楽しむということは、幸福という花が咲く多年草の種を植えたのと同じだなと思ったのです。

注:多年草とは、2年以上同じ株から毎年花を咲かせる植物のこと

 

観覧車の上からライン川を臨む。

 

 

子供に綿菓子やフライドポテトを買ったり、ダーツゲーム的な遊びをさせてあげたり

これは末等しか当たらなかったのに、何故か二人が自力で店のお姉さんに交渉してゲットしたハムスター

 

一緒にゴーカートに乗ったりゴム付きトランポリンにOKを出したりするたびに思い出していました。

 

こんなものにこんな高いお金払うなんて信じられない。お金がもったいない。無駄。

と言いながらハァ~・・・と毎度大袈裟にため息をついていた母を。

あれ買って食べてみたい、これやってみたいをその都度否定され、たまにさせて貰えてもものすごく嫌そうな顔をした母親がそばにいて、楽しいはずなのに悪い無駄なことを無理強いしてしまったと毎度とても悪いことをした気になったことを。楽しいはずなのに全然楽しくなく嫌な気分になって、そのうち何も要求しなくなったことを。

 

たった数百円、数千円のために彼女は子供の心に不快感の多年草を植え付け、同時に自分の最悪のイメージも繰り返されるようセットしてしまった。たった数百円、数千円のために。

今回子供たちも心行くまで満足いくほど散々遊んでも、3人で1万円ほどしか使っていません。

当時の私の家が貧しかったかというと、全然。普通に1千万超える収入のある家庭だったので、数百円を切り詰めないとという生活レベルではなかった。( しかし毒親あるあるで『 うちは貧乏、お金がない!』を毎日繰り返していた )。

そういう経験があるからこそ、今こうしてこういう特別の日には子供たちを思いっきり甘やかして、最高に楽しかった思い出を作ってあげられるのが本当に嬉しいのです。

 

 

また移動遊園地に遊びに行くというちょっとしたイベントでも、目に見えないたくさんの存在が絡み合って準備してくれたからこそ実現できたのも分かるのです。チーム佳代 だけでなく、双子たちの人生に協力してくれている彼らのチームメンバーのおかげもあって。そこで現実世界において子供たちに楽しい体験を提供するという、言ってみれば一番美味しい主役のような役割を私に任せて貰えていることも。

 

たとえばコンサートをする時、ホールを抑えてくれる人、プログラムのデザインを考えてくれる人、印刷屋に持って行ってくれる人、マスコミに広告を打ってくれる人、当日アナウンスしてくれる人、入場者のチケットチェックをしてくれる人・・・ものすごくたくさんの人たちの協力があって初めてコンサートが実現できます。そしてそれらの人々は皆、舞台上のパーフォーマンスが成功するために尽力してくれる。そのパフォーマンスをするのが主役。それと同じなのですよね。大袈裟なようで、目に見えようが見えまいが、一つでも欠けるとその実現はない。その最も大事な主役のすべきことをどうか存分に楽しんで来て下さいよ!と気持ちよく送り出してもらっているのが私なわけです。

 

でもこれは移動遊園地に遊びに行く、みたいなイベントに限らず、人生の一瞬一瞬全てがそうなのですよね。そして私だけでなく子供たちも、そしてこれを読んで下さっている皆さんも、この瞬間もまさに主役を生きているのです。

主役である私たちが自分の人生のど真ん中で様々な経験を十分楽しめるように協力してくれている存在が、いつも沢山いる。

 

ホントありがとう!秋晴れの空の下、精一杯楽しみますよ!

 

と思いながら過ごした一日でした。

 

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コメント

  1. 佳代さんとお子さんたちが色々食べ物を買って楽しんだりしたこと、佳代さんの子供時代の話、読んでいて、涙が出ました。

    うちもプチ毒親だったようでした。
    気を使っていたのを、思い出します。

    私も割と子供たちに甘いほうかも。
    でも、たくさん楽しい思い出を作りたいなと思いました。

    お子さんと3人で過ごした遊園地、私も楽しい気持ちになりました。

    • お気持ちの優しいコメントをどうもありがとうございます。
      子供たちに優しくするのも自分に優しくすることに繋がるなあとよく思います。

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