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結局ワクチンの効果はどうなのか。イスラエルに見るドイツの今後。

 

ドイツコロナ対策でご活躍のウイルス学者、ドロステン教授のインタビューを最近聞きましたところ

このまま秋に突入したらアカン、エライことになる。みんなで力を合わせてどないかしようよ!

みたいなことを仰っていました。彼はいつも言葉を大変慎重に選んでお話になるので、こんな直球表現ではありませんでしたが。

 

実際下のデータを見ると、随分前にこのブログで

ドイツで2回ワクチン接種済みの人は全体の6割くらいなんだ~

書きましたが、そこから全然増えてないのよね。

 

特に感染後のリスクが高い60歳以上の人たちにはもっと積極的に接種して欲しいのに、ある一定水準から全然伸びていないということらしい。ワクチン1本目すらが全然行き渡っていない国も沢山あるというのに、贅沢な話かとは思います。

 

ドイツ厚生大臣シュパーンさんによると

コロナで集中治療室にいる人の9割はワクチン未接種、そして感染者数全体で見ても未接種者は接種済みの人の10~12倍いると。

 

RKI = ロバート・コッホ研究所情報では

ワクチン受けてるとコロナで

◎ 入院する確率は

  18~59歳で95%低下

  60歳以上では94%低下

◎ 集中治療室に入る確率は

  18~59歳で97%低下

  60歳以上では95%低下

◎ 死ぬ確率は

  18~59歳で100%低下

  60歳以上では91%低下

 

おお、やっぱりワクチンは効果があるんだね!

 

と思いますやん?

多分上記の情報は嘘じゃない。正しい。今のところドイツではこんな感じやからワクチンは打った方がええよ?というのは怪しい陰謀でも何でもないと思う。

 

しかしだよ。

見え辛いかも知れませんが、これ上からイスラエル、ドイツ、USAのワクチン接種率。

濃い緑が2回ワクチン受けた人の割合。黄緑は1回。白は未接種の人の割合。( ソースここ

 

イスラエルはドイツより接種率高いですよね、まあ大差ないとは言えども。

 

それが人口100万人あたりの1日新規感染者数7日平均、イスラエルはぶっちぎりで90度の壁を駆け上る勢いで増えて行っているのだが??

 

そしてこちらは人口100万人あたりの1日死者数7日平均。

100万人あたりドイツ0.3人くらい、イスラエル3人くらい、USA5人くらい・・・の違いだとデータとしては誤差と見るのでしょうか?

 

とまあこれらを見ていると

 

要はドイツは今のところ大丈夫そうに見えるけど、大体2か月くらいの時差でイスラエル状態になるんじゃないですかね?

 

という気がしてならないのです。イスラエルと同じくらいのワクチン接種率だからこのまま行くと二の舞になるよ、だからもっと接種率上げたらそれを回避できるかも?ということなのかなぁ・・・

イスラエルは3本目ワクチンスタートしてるようですが、どうなるのでしょうね。

 

Tetyana Yablonska, a Ukrainian painter October

 

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