現在20歳のフランチェスカ・ジョーンズさんは子供時代の大半を病院で過ごした。
彼女はEEC症候群(※)であり、生まれつき両手とも親指+三本の指しかなく
また左足は指が3本、右足は4本しかなかった。
彼女はこれまで10回もの手術を受け、誰も彼女がプロテニスプレイヤーになれるなんて想像もしていなかった。
子供の頃はラケットをまともに構えることすらできなかったからだ。
しかし2021年、初めてオーストラリアオープンにグランドスラム初参加の資格を得た。
「 人生で最も偉大なことは、皆が『 そんなの無理だよ 』ということをやることだ。」とジョーンズ。
※ 指欠損症・外胚葉異形成・口唇口蓋裂 (EEC) 症候群は、稀な常染色体優性遺伝性疾患である。
本疾患は、指欠損症、裂手・裂足、皮膚・毛髪・爪に影響が及ぶ外胚葉異形成、口唇裂または口唇口蓋裂などを併発する。
なんて記事を見たら、そりゃもうどんな人か命式を見たくなりますよね。
見た瞬間にふふっと笑ってしまいました。
もちろん嘲笑ではなく、あまりにその生き方や姿勢が命式そのままだったから。
虚気で金性一気格、つまり闘争心・前進力・行動力の塊です。
しかも 庚辰(かのえたつ)の魁罡(かいごう)の人。
この記事を読む前に、私は偶然にも最近考えていました。
魁罡 の人というのは『 幽霊をも蹴飛ばすくらい気が強い 』と言われます。
でもその言わんとしていることって、本当に幽霊が出て来た時にキックするかとかそういう話ではなく
どこまでもどこまでも【 現実的に 】【 自分を貫く 】強さ ってこと。
たとえ幽霊が目の前に現れたとしても、そんな存在してるのか否かあやふやな何かよりも
俺様だ、ここにいるのは俺様だ!よく分からん分際で俺様の邪魔をしてるんじゃねえわ!どけよ!
という強さ。
もっと言うと、何の根拠もないくせに、こちらのやる気をなくすようなことを言って来たり
具体的に足を引っ張って来たりするような人がいても、そんなものは幽霊と同じ
俺様だ、ここにいるのは俺様だ!よく分からん分際で俺様の邪魔をしてるんじゃねえわ!どけよ!
と自分を信じて、我が道を揺るがず突き進む現実的な力。
そして金性の人、特に 庚(かのえ)の人といえば、十二支で最も
自ら積極的に行動して、現実的成果を狩りに行く人。
もちろん細かいところは命式にも寄りますが、それでも庚の人は目に見える具体的な成果をどん欲に取りに行っていい。
むしろそうでないと変なのです。
はっきりとお金や勝ち負け、地位や名誉といった現実的果実を目標にした方が良い。
その方が性に合う。
逆に言うと
無形の世界に携わって、目には見えないけれど誰かの心や人生を救った、だからそれでいいのです~
みたいな生き方は、こういう人の場合自己欺瞞であり誤魔化しになる。
彼女の場合は、多くの人がぼんやりとでも
それは難しいんじゃないかなあ
と思っている、その分厚く巨大な思いの壁を、金性一点集中の力で突破した、と。
あと、2020年度庚子の年は彼女にとってスタートも結果も異次元融合で大きく綺麗にまとまるという時期でした。
その運気の波に乗れたというのも、宿命を生かして生きている証拠と見ることが出来ます。
宿命からズレた生き方をしていると、せっかく来た運気の波にも乗ることが出来ません。
なーんてこう書いているとすごい厳つい人のイメージですが それは中身だけで(笑)
彼女実際はかなりの愛されキャラですよ。
宿命を生かせば生かすほど周りからの助けもたくさん入る人です。
でも一人で黙々と・・というのも大好き。しかもダブルスみたいな誰かとチームで何かをするのも得意。
テニスなんて参加人口が巨大で、プロになるのも大きな大会に出るのも熾烈な戦いだと思いますが
そういう場でこそ燃え上がり本領発揮できる人なので、きっとこれからまだまだ成績を伸ばして行かれることと思います。
頑張ってね!
こちらも虚気で陰の金性ながら同じ金性一気格で闘争本能の塊のサディク・カーンロンドン市長:
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