アルテイシアさんの
の記事より。
夫が
「 そもそも俺は他人が男か女かなんて気にならないけどなあ
宇宙人かどうかの方が気になる 」
と独自の意見を述べていた。
ああ、近い
と思った。
私は、どんな人でも目に見える姿の後ろにその人の本当の世界が大きく存在しているのを 知っています。
そう思うのでも
そう想像するのでも
そう希望するのでもなく
知っている。
その人の存在全体は、実は目に見えない部分でとんでもなく大きいのです。
その人がその自分の存在全体、そういう世界があることに気付いていない場合もある。
そういう場合の方が多い。
それは目に見える世界の話ではなく、この世向きの五感でキャッチできるものでもないから、この世しか存在しない!と頑なに思っている人にはキャッチし辛い世界。
その 各人の後ろに広がる世界 を、私は
その人の本質 とか
その人の本当の部分、あり方 とか
その人の世界
とか今まで表現していたのだけれど。
その人そのもの とも言えるな。
( この世言語でバシッと正確に表現する言葉が見当たらない )。
算命学では
人間とは小宇宙である
と言います。
何故小宇宙と名付けたか、という入り口の部分は、私が上で書いた
その人の本質
その人の本当の部分、あり方
その人の世界
とは違う角度から入っているけれど、言ってることは同じなんだわ。
たしかに、その人の世界 とか言うよりも その人個人の宇宙 といった方がイメージがわきやすく、近いかも。
私がその存在に気付いたのは、やはり楽器を通してです。
その人の宇宙 ( 世界 ) というのは、そもそも普段の生活では自分でも把握しきれないものです。
そんな世界があることすら知らない人の方が圧倒的に多い。
そして分かったところで、本人が 表そう!!と力んで現れるものではなく
本人も知らないうちに、自分でも知らない規模で強く色濃くハッキリ現れてくるものなのです。
ただ楽器で言えば、それが勝手に表れてくるまでには相当の技術が必要。
そして、聴いている方も相当その世界に馴染んでいて、感性が鋭くなければキャッチできない。
言語みたいなものですね。
多分それは音楽や絵画みたいな無形の世界を表現しようとする世界だけではなく、おそらくお金の稼ぎ方といったような目に見える世界でもそうなんだろうと思う。
ただ私は目に見える系にはとても疎いので良く分からない
しかし一旦
本人すら気付いていないようなその人の宇宙を目の当たりにしてしまうと
そういう世界が存在すると知ってしまうと
人間の目に見える部分なんて、その人の巨大な存在全体からみたら 針で突いた一点くらいの極々小さな一部でしかない と分かってしまう。
その人の後ろに広がる “ 広大なその人自身 ” は、誰の場合も例外なくとんでもなく素晴らしくキラキラに輝いています。
その魅力、美しさ、個性の強さはどう頑張ってもこの世言語では表現し切れない。
だからこそ先人は、音や絵画などの表現方法を、抑えきれない宇宙の発露の手段としたのかも知れない。
私は楽器演奏を通じて本当に色々な人の世界 ( 宇宙 ) に触れてきましたが
それが邪悪だったり醜悪だったりした試しは一度もなかった。
そして
そういった強烈な輝きと魅力を持つそれぞれの持つ本質、世界、宇宙は
誰でも持っているものです。
誰にでもその背景にある。
ただ知覚し辛いだけ。
この記事を読んでいる人の中には
私にはそんなものはない、関係ない話だなぁ
と思っている人もいると思いますが、そうじゃない。
誰にでもあるのを私は知っています。
これは疑いの余地がないのです。
証明しろと言われてもできないけどね
ただ単に
それをこの世で、この人生で表現する機会を持ったか
機会を持った上で、顕現するまでにその技術を磨いたか
磨いた上でそれをキャッチできる人と出会い
その人の前で披露してキャッチしてもらったか否か
だけの話。
キャッチできる他人に言語で伝えて貰って初めて知る自分の世界 でもあります。
そして
その各人の宇宙は、強烈なカラーを持っていて変わらない。
他と見誤りようのない個性がある。
でも変化していく。
変わる。
それは木が成長したり成熟したり・・・というのと同じ。
見た目や質感がいくら変わろうが、その木であることには変わりはない。
でも変化は大いにあり得る。
誰にでも自分の背景に、とんでもない魅力の広大な世界を持っている。
ただ、殆どの人は
この世的五感でキャッチできる世界にしか主眼を置いていない
それしか信じていない
それに惑わされっぱなし
だからそういう話をされても分からないだけ。
ということを私は知っているからこそ、どんな人を見る時も
この人の世界はどんなだろう?
を無意識に見ようとします。
というか正直、そこにしか興味がない んだよね。
なので、上の記事に出てくるアルテイシアさんのご主人の発言
男か女かより宇宙人かどうかが気になる
というのは、なんとな~く分かるのです。
( 宇宙人と言ってしまうと、どうもその形状がどんなか?に意識が行ってしまってちょっと違うんだけどね )
男か女か
何歳か
正社員か契約社員かニートか
既婚か独身か
子供を持っているか否か
いくら稼いで友人知人は多いか少ないか
肌の色、国籍、言語・・・云々
そういったものは、確かにその人の一部ではある。
確かにこの世で生きていく上では無視できない重要な面。
けれども
その人の本当のところ=強烈な個性と輝き、魅力を爆発させている世界、宇宙全体
から見ると
本当に 針で突いた一点くらいの小さなもの でしかないのです。
殆どの人がその針で突いた一点を最重要視し、そこを中心に生きて人生を終わるのだと思う。
そしてそれでいいのかも知れないとも思う。
でも私はやはり死ぬまでずっと
その人の本当のところ、その目に見えない部分である存在全体をキャッチし理解したい
という姿勢で生きていくんだろうなと思います。
そこにしか興味がないからね
本日の記事は自分では会心の一撃なのですが
殆どの人には
もしくはこれ
状態で サッパリ訳が分からない だろうと思います。
輝き とか 宇宙 とか言い始めると、途端に巷に蔓延する “ 現実逃避系似非スピリチュアル ” みたいになってどうかと思ったのですが、他に言語化しようがないんだよね。
まぁ、必要な人に届けばいいや!!
ってことで
P.S
アルテイシアさんはこの記事で知りました。
強烈な毒両親の下で育ち苦しい経験をされながらも、それを軽快な文章で実に愉快にスカッとまとめて、毒親育ちに 『 でもどうにかなるんやで 』 と思わせることができる技量のライターさん。
色々と分かりみ満載過ぎて、VERY妻記事からファンなのです。
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