決めた。
来年は大英博物館に行こう。
こんなに近いのに何故かイギリスに今まで興味が皆無でしてね・・・でもロンドン近いし、言葉が全然分からないわけではないし、行かない手はないですよね。
はいまた『One Piece/ワンピース』ネタ。
これは最新刊の112巻
以前子供たちとワンピースのアニメを見始めて、ファンの方には怒られそうですが結局私は途中猛烈に飛ばしまくって(パスしまくって)最後まで辿り着きました。
面白いのよ。先がとにかく気になる。でもやたら戦いの場面が多くてなかなか話が進まない。それでつい戦闘場面は飛ばしてしまいましてね。
当時リアルタイムで見ていた子供たちは、もの凄い忍耐力が付いたでしょうね(笑)
でも作品を見て思うところはすごくある。
まず第一に、これは本当に子供の頃に見ると空想が広がりまくってとてもとても楽しいだろうなと。夢があるもの。こういうのをTVや少年ジャンプで見て次の日に学校で友達と盛り上がる、みたいなのってとても大切でしょう。そういう経験は何にも代えがたいものだし、それこそが文化を築く細胞のようなもの。楽しい、嬉しい、ワクワクを周りの人と共有して盛り上がり幸せを感じることこそ、その時代の文化の礎だもんなーなんて。
私はそういうの、本当に何もかも一切禁止でずーーーっと学校時代話に入れずに来たので、余計にそう思うのですよね。
なので子供も流行りのサブカル(既にメインカルチャー?)を楽しんでみんなで盛り上がるのは、何も悪いことではないし、むしろ推奨だな。
111巻
第二に思うのは、作者さんの気力の強さ。
これお話がものすごく長いのですよ。世界がどんどん広がり、登場人物もどんどん増え、時代も大きく遡って血縁関係や先祖同士が助け合ってた、いがみ合ってた、みたいなのも沢山出てくる。複雑さゆえの面白さもあって大人が読んでも楽しめる。
というわけで世界一売れている作品なのですが、ファンが増えるということは称賛の声が増える一方で、批判もどんどん出てくる。
それでなくとも28年連載が続いているらしく、これだけの長距離走、途中パワーが潰えることなく、話がダレることもなく『で、次はどうなるのー!?』を常に読者に掻き立ててくる魅力。
110巻 五老星いやだ。
息子も
大抵の漫画やアニメは話が進むと『もういいや~』って途中で見るのやめるけど、ワンピースは話が進むほど面白くなっていくんだよね。
と言っています。
作者の尾田さんは一体どうやって精神力をキープなさっているのだろう。
アイディアが枯渇しないこと、描き続けること、批判や横槍もものともせず自分の世界を貫き通すということ。想像するだけで気が遠くなりそうです。ものすごい重荷を常に背負いながら一歩一歩前進しなければならない人生。その重圧たるや。もう超人でしょう。
休みがあったとしても、100%完全に休めた!と感じるのは難しいのではないかな。次の展開はどうしよう?は必ずついて周るに違いない。
109巻 このクマちゃんの過去話はつらすぎて泣きすぎた。
漫画家さんって本当に尊敬します。
長期連載になるほど命を削ってお話を紡いでいる感じを受けます。どれほど当初の『漫画家として大成するぞ』の夢が叶って沢山お金が入ったとしても、『こんなに大変だとは・・・』という面はもの凄く大きいでしょう。そしてどれほど愉快軽快なお話でも、その裏のご苦労をつい想像してしまいます。
何か感想文になっちゃいましたね。
本当は(以前にも少し書きましたが)主人公ルフィの性格が尾田さんの命式そのまんま、というより全部が陽転状態だとこうなるよね、という理想状態をストレートに表していてつくづく楽しいのです。そっちを書きたかった。
その辺もまた別の記事で書くかも知れません。
本日もお読みいただきありがとうございました。
アニメは飛ばしまくりましたが、これってもしかして漫画で読んだ方が早いのでは?と思い、現在Kindleで少しずつ購入&読み進めています。
ワンピースのほかに息子たちが激奨してくるのがNaruto/ナルトと
ドラゴンボール。
これらはワンピースより更に話が長いとか?
やはり世界でも人気の高い漫画は面白いのですね。時間ができたら読んでみようかな。
(って私読んでるの少年漫画ばっかりだなー)
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