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日本初ミスコン優勝者、末広ヒロ子さん

 

ChatGPT や Gemini など AIの出現で何が助かってるかって、そりゃもうドイツ語作文の添削ですわ。

ばーっと書きたいことは書けるのですよ。でもやはり念のためAI先生に間違いを直してもらうと、間違いというほどではないけれどこっちの言葉の方が適切ですよとか、前置詞はこっちの方が正しいですね、みたいなのが出てくる。

いや~ほんとありがたいですね!

 


 

さて。

このミッドナイトムーンのちゃんねるってほんっとよく作り込んであります。これはまごうことなきプロの仕事。


このチャンネルの主さんたちは他にも あるごめとりいや 【アニメ】Algometry のちゃんねるを手掛けてらっしゃるのですが、どれもホントよくできているなと。

 

それはともかく上記の末広ヒロ子さん。

末弘 ヒロ子(1893年5月20日 – 1963年3月18日)は福岡県小倉市長・末弘直方の四女

1908年(明治41年)3月、学習院女学部3年生(数え16歳)のとき、日本初の全国的ミス・コンテストとされる時事新報社主催全国美人写真審査(aka 良家の淑女写真コンクール)において第1位となる。

学習院退学後、のちに貴族院議員となる野津鎮之助(侯爵、陸軍大将・野津道貫の長男)と結婚。

孫の一人が正田美智子の弟と結婚している。

 

という美貌輝く淑女でいらしたわけですが、その命式がこちら。

 

す、すごい・・・

命式を見た時の私(そのリアルな二重顎やめい)

 

  • 三柱異常干支
  • 地支一気格
  • これ以上ない最身強
  • 火性一気格年干破格とも言う

 

これは・・この方確かにお美しい方でいらしたと思うのですが、それ以上に黙っていても存在感が凄かったはず。天将星の人は変に陰転していなければ黙っていても目を引く存在感があります。特に子どもの頃は大人びた雰囲気が出るので余計にね。

その上全柱が異常干支ともなると、何かしら突出した特異性(つまり異常性ですが)が出るのですが、この方の場合は美貌にそれが出たのかも知れません。

 

 

しかしこの時代、女性は社会的に自立することができず、生きる術としてはできるだけまともな職業に就いている男性、何なら社会的地位の高い男性と結婚することくらいしかより良く生きる術はなかった。

 

(学校長である)乃木はヒロ子を退学処分としたことは間違いであったと思い直し、中退者となってしまったヒロ子の名誉を回復するために、良い縁談を紹介してやらなければならないと考えた。

 

っておいおいおい、ちゃうやろ!復学や、復学!

目覚ましのビンタの一発も食らわせたくなりますが言いたくなりますが、何故か『良い縁談を紹介』になっちゃうんですよね。ゲンナリしますねぇ。お前らは何も分かっとらん!

 

そんな中で天将星を3つも持って、学も最後まで修められず、嫁に行って介護や子育て(二男三女、うち長男は夭逝)をするだけ・・・どう考えてもエネルギー持て余して大変だったと思います。いや~大変だったと思うよ、ご本人もだけれど周りの人も。

 

ちなみにその良縁とやらのお相手の男性も

 

天剋地冲と納音という結構な波乱万丈命式で特異。

その意味では合っていたでしょうね。

 

笑ってはいけないけれど

学習院女学部の教科書

  • 美人は虚栄心が強く傲慢で性格が悪い
  • 不美人は心が美しい
  • 美人は勉強ができない
  • 学業に励み全量従順なのは不美人である

 

もの凄い言いがかりの濡れ衣の偏見爆弾!

何の妬みやねん、それ。美人の皆様はキレて当然。

 

そんなこんなで、かなり変わった命式の御仁でありました。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

10月も今日で終わりですね。

October by Tetyana Yablonska

 

余談:

ヒロ子の姉の孫にあたる山下洋輔は、第二次世界大戦直後にヒロ子を何度か見かけたことがあると著書に記している。当時すでに「曲がった腰と丸くなった背中、両手にリューマチを患っている老女」となっていたヒロ子のことを、山下は密かに「カイブツ」と呼んでいた

 

って病気の老人に向かっていくらなんでも酷くない??

 

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