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ドイツの大雨の被害と気候変動

 

最近ドイツでは大雨が降りまして、私の住むNRW州とその近辺では壊滅的な被害が出ています。

( 私個人は大丈夫です。)

 

私も雨が降った時家にいたのですが、確かに大雨は降った。

でもそれで106人も死者が出て広大な範囲に壊滅的な被害が出るとは思いもしませんでした。

梅雨があって台風が毎年いくつも来る、降水量の多い日本出身の人であれば、多分私と同じ感覚だと思う。

あれくらいの雨は日本では全く普通、子供たちは傘をさして登校するだろうし

交通機関も通常運転で皆普通に仕事に行き、特に話題にもならない程度のもの。

あの雨で日本で死者が出るとは考えられない。

 

ただ、人生半分ドイツ在住になってしまった私の体感で言うと、雨の降り方が明らかに変わってきている。

ドイツの雨と言えば延々霧雨が降っているのが定番で、私がドイツに来た頃は

何かはっきりしない雨ばかりだなあ。

日本みたいに降る時は降る、やむ時はやむ、ってならないんだな?

という感じだったのが、日本の(通常時の)雨みたいなのが時々降るようになってきている。

 

正直この程度の雨でここまでの被害が出るって、ドイツの治水は一体どうなってるの??

と不思議に思ったけれど、今まではそれで充分事足りてたのでしょう。

それがこのところの気候変動で降水量がどんどん増えている。

毎年の気温もどう考えても、ニュースなんて見なくても体感で分かるほど20年前に比べて上がっているし

もっと言うと日光の角度が変わっている。

今の家には10年以上住んでいるけれど、部屋ごとに明らかに日差しの差し込む角度が昔と違う。

 

日本はそもそも降水量が多いけれど、そんな日本出身の私がタイに行った時の雨の勢いにはびっくりした。

こんな滝みたいな雨って存在するんだ!?と嬉しくなった記憶がありますが(さすが夏の雨、癸巳)

多分日本でも昔に比べて気温も上がり、雨の降り方も東南アジアっぽくなってきているんじゃないかな。

オランダの治水技術は訳が分からないくらいレベルが高いけれど、それでも今回の雨でやはり被害が出ているらしい。

それにつれて日本でもドイツでも、今回大きな被害が出ているベルギーやオランダでも

治水インフラが全面改装される必要が出てくるのだろうな、なんて考えていました。

 

余談:

我がNRW州の知事、Laschetさんは時期首相候補と言われているのですが

この長靴を履いて現地視察している写真が

ただの頑張ってますアピールだろ、ク●が!怒

とエライ批判されていて(笑っちゃいけないかもだけど)ちょっと笑ってしまいました。

いや、普通に仕事してるだけやん。行かなければい行かないで叩かれるし、大変やね(笑

その昔日本では真っ白のズボンで田んぼに入って田植えポーズをとって

皆さんの味方です!アピールしていた ●マコーって政治家がいましたよね。

そんなでも皆感動してたもんな・・・

そういえば昔、大阪府知事は大阪が水害受けて大変な時、嫁の実家で酒飲んでるツイートしてましたしね。

でもその後ものうのうと政治家してるもんなぁ、日本の政治家は日本で政治家やっててよかったね・・・なんて色々思い出しました。

 

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コメント

  1. お見舞い申し上げます。
    心痛みますね。
    復旧と慰めをお祈りします。

    私が第二外国語でドイツ語を習った頃
    テキストには
    ドイツでは気温25℃をこえると
    学校は暑気休みになると書いてありました(´-`)
    今は昔の感あり。ハマコーさんが大暴れしていた頃ではないでしょうか。

    世界各地の猛暑や災害の有様を知るにつけ、
    気候変動を思い知らされますね。
    日本の災害は、無理な土地開発に起因する場合も無視できませんが。

    • お返事遅れてしまいました。
      ドイツでは州ごとに暑さで学校閉鎖になる基準が違うみたいです。
      私のところは28度だったかな?でもコロナでずっと閉校していたので最近の猛暑は33度とかでも子供たちが授業を受けていました。
      日本の気候変動もどんどん雨の量と勢いが増すと怖いですね。以前ですら既に怖かったですから。

  2. 心配してました!
    無事でよかったです!

    • ご心配頂きましてありがとうございます!

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