行って参りましたこちら、フランツ・マルク展 in デュッセルドルフのK20という美術館。うちからドア to ドアで15分。いや~この案内動画見たら行くでしょ 素晴らしくよくまとまっています。(10月末に行きました)
展示作品全120点と多くはないながらも楽しみにしていたのです。

久しぶりに美術館の静謐な空気の中で作品を堪能したいと、前から計画を練って平日午前中に行けるようにして…
って大混雑やないかーぃ!!

いや、どうしてこんなに人が多いの・・・??
と不思議だったのですが、フランツ・マルクってよく考えるとドイツ人画家なのですよね。家に帰ってFranz Marc展のポスターを額に入れていたら、下の双子が

Franz Marc 知ってるよ、動物を沢山描いて抽象画の方へ行った人でしょ?
というのでびっくりしましたよ。学校の美術の授業で習ったのですって。子供でも知っているくらいドイツ人にとってはお馴染みの画家なので、そりゃ大入り満員になりますね。うんうん。
ノルウェー人のムンク展の時はそんなことなかったもの。

良かった、行って良かった。
彼の作品をこんなにまとめてちゃんと見たのは初めてで、大満足でした。
彼は36歳で戦死しているので、実質作品を生み出したのは12年間だけなのだとか。したいことを見つけてガッと集中し作品を生み出し、早くにこの世を卒業して後世愛され続ける・・・なんと理想的で羨ましい人生であることか!

『男性などという美しくないものは描かない。人を描くとしてもそれは女性だけだ。女性は美しいから。』
という人で、最終的には動物を主に描くようになったのですが、初期には自画像も描いているのです。
それがもう

ブルターニュ地方の衣装を着けた自画像(1904)
すっごいいいのよ!好き好き、大好き。
しかし彼の画風はどんどん変化していきます。また写真に撮ってきた作品を少しずつUPしていきますね。
今日は好きなものを徒然なるままに上げていこうかな。
こちらは渡り鳥。
ベルリンでもちょうど渡り鳥の群れが南下していくところでした。この動画は家で撮ったもの。
渡り鳥が飛んでいく時って、うちの頭上をガアガアものすごい大騒ぎしながら飛んでいくので(動画音声入り)、すぐに気づきます。私はこれが大好きでね!
つい毎度バルコンに出て上を見上げて、遠くに行くまで眺めてしまいます。
ちゃんとみんな同じ方角に飛んでいくんですもの、感心しちゃうよね・・・いつも間違った方向にばかり行ってしまう私とは大違いだわ。などと思いながら眺めていると、近所の人もバルコンに出てきて同じように渡り鳥の群れを眺めていました。
彼らがまた戻ってくるのが楽しみですよ。しかしそれまでが長いのである。ドイツの冬は長~い
こちらお分かりいただけただろうか。

そう、集団行動が苦手で一羽で飛翔する一匹狼な個体である。


(ありゃぁ私だわ。)頑張って暖かいところまで無事に辿り着くのだぞ~
と思わず声援を送ってしまうものです。
秋晴れの日は外を歩く時モーツァルトのピアノソナタや協奏曲を聴くのですが、冬色が濃くなってくるとベートーベンです。やはりグルダ爺さんはいい。ホント好き。
クラシックも(サーカスみたいなのとかジャズなど他の何かを混ぜた自分流など)色々ありますが、私はやはり超正統派の王道ど真ん中を行く演奏が好きです。結局それが一番美しい。そして一番難しい。
モーツァルトといえば、何かと心落ち着かない天中殺の今、気持ちがざわざわすると「Lacrimosa/ 涙にくれる日(涙の日)」ばかり聴いています。こちら
たった3分の曲なので何度も繰り返し聴くのですが、やはりオーケストラ伴奏なしのアカペラが最高ですね。ホント好き。
これはモーツァルトが死の床で書き始めたレクイエム/ 死者のためのミサ曲で、結局8小節しか書けなかったものを、弟子たちが完成させたものです。鎮魂歌ですね。私はまだ死んでおりませんが生きている者の魂も強烈に鎮められるので、常備薬のようにiPhoneに忍ばせ、ことあるごとに聴いております。
しかしこれを台所で料理しながら聴いていると、夫が

Lacrimosa 聴いてんの?
というので『知ってた?』と聞くと

うん、子供の頃音楽教室に行ってた時皆で歌ったよ。
と言われまして『音楽教室でだと…?』

となりました(笑)
ああ、しかしなんと美しいのか!
本日もお読みいただきありがとうございました。

青黒い狐(1911)Franz Marc

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