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厳しい環境でなければ自分を生きられないのに甘やかされる要因も持つ人

 

自分に厳しくすべきであり、厳しい環境でなければ自分の本質を知ることすらできない宿命の人。且つエネルギー値が高くて周りに靡いている場合ではない、自分で自分の人生を牽引して行かなければならない人。

こういう人が周りにとても愛され甘やかされ可愛がられる星を併せ持っていたり、手っ取り早くちやほやされやすい何らかの性質(例:外見、資産など)があったりすると、余程自分を律する気概がなければ若い頃は良くても人生後半、特に老後は大変になるよなあと思う。

 

水は低きに流れ、人は易きに流れる。

人としての自分を磨き伸ばす重要性に気付かず、とりあえず誰かに何とかしてもらうことができて日々の面倒からはいつもするりと逃れ、自分は他人の労力の上に腰かけて甘い汁を吸っているだけなのに何故か感謝されたり。そうすると周りの状況に甘えて自分を鍛えることがなくなる。

 

この世で生きるということは『我が身良ければ全てよし』ではない。まともに向かい合い責任を負わなければならない場面も多々出てくるということにも知らん顔したまま進んでしまう。周りに害をまき散らしながら。笑顔で周りを不幸に突き落としながら。

 

100万歩譲って周りの『大人』たちを都合よく利用して甘い汁を吸っているのであれば、まだその『大人』たちも大人なんだから相手をよく見たらよかったよね・・と言えるかもしれない。

でも『子供』を巻き込むようなことであれば、ハイ、因縁の拡大再生産一丁あがり!となる。

特に自分の代で家系の因縁を終わらせる役割なのに、まんまと怠惰の渓流筏(いかだ)下りコースに乗っかって因縁助長路線を突っ走るのであれば、今世は霊的に見て人生大失敗確定である。まぁ挽回のチャンスはあるとはいえ、今後相当頑張らなくちゃ次の代、次の次の代へ・・と不幸の種をまき散らしたままになってしまう。

 

AIでいかだ下りの絵を作ってみたらあの世の風景みたいになってしまった

 

表面だけを傍から見ると楽して生きているように見えるけれど、これ地獄やな・・と算命学を知った今なら分かる。後から地獄が来るんだよ。自分に全部分のしっぺ返しが生きている内に来れば大ラッキー。子々孫々に出ることになったら目も当てられない。挽回の仕様がない。

ホンマどうすんねん、それ・・・

という人を時々見る。

 

もちろん周りから愛される性質は素敵なこと。ありがたいこと。それだけの徳分を持って生まれてきたのは素晴らしいこと。

そこに胡坐をかいてのうのうと惰性で行ってしまうのか、その性質を自他共栄に生かして幸福の拡大再生産に使って行こうとするのか。それは自分で選べる。そこまでの知性を持てるかが問われてくる。

 

どんな人も宿命に大なり小なり矛盾を抱えているもの。

その矛盾を生き切るのが人生、と算命学はいう。

皆が甘やかしてくれるのを退けてでも我が道を行く試練なんて、なんて恵まれてるのかとも思う。恵まれてるのだから、筏下りで周りを川に突き落とすのではなく、陸地に上がって自分の足で大地を踏みしめて歩むのだ。

 

なんか漠然とした話になってしまいましたね。

ある人の生き様を見て色々思うことを書いてみました。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

でも逆に甘々環境でズルズル来ていてもおかしくないのに、ヒモになるでもなく、無職でもなく、ちゃんとまともな職業に就き家庭に責任を持ち、若かりし頃きっちり勉学を収め礼儀作法も厳しく叩き込まれたのだろうな、と推測される人を見ると、その人よりもご両親を尊敬してしまいます。子供可愛さにブレることなくちゃんと教育できた素晴らしい方だったのだろうと。たまにそういう人っているものです。

 

Fishing Boats, Calm Sea 1868 Monet

これはモネの絵ですがこれはこれで何だかあの世っぽいですね。

 

コメント

  1. 空気は読めるから、いいポジションにはつけるかもしれないし、好かれるかもしれない。ただ、そこに本人の本心はないと感じます。それは本当の意味での成功や幸せとは違う気がします。愛されて育ったから、自分のことを大切にする人を選び、愛情により防御壁ができた。こういう人の方が、確実に幸せになりやすいし不幸になりにくい気がします。

  2. 魚をあげるのでなく、魚の釣り方を教えるのが愛情。空気が読めるか否かは、どれだけ愛されてきたか。という言葉を思いました。財産を残すのでなく、その子にあった働き方を見つけるサポートをする、損をしない振る舞い方を教える。愛情とは責任であると感じます。毒親が嫌で自分の道を切り開き、親に気を使ったから空気を読みすぎるようになったというのは結果論なのですよね。

    • 親が常に機嫌が悪くどこに地雷があるか分からないと、ビクビクするという意味で空気を読む力がついてしまいますよね。
      それより自分を大事にする心構えみたいなものを親が子どもにちゃんと教えられる世界になるといいですね。

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