天堂星 について考えていたんですよ。
そうしたらこういう図が流れて来まして、なんとなく 天堂星 について書かないといけない気がして。
こういうの ↑ を読むのは辛いです
天堂星というのは老人の星などと言われますが、その意味は
人間が生まれて成長する、様々な経験をして実務をこなし、頂点に立った
その一連の流れの後の状態。
つまり頂点から一歩進んで引退状態の、精神もあり方もご隠居さんな気風 を表します。
いいですか、上に書きましたよ。
何もせずただ隠居状態を形だけ実現してりゃいいなんて、そんな甘い話じゃありません(笑
全てを経験して把握した上で隠居状態になって初めて天堂星の持つ良さが引き出されてきます。
じゃぁその良さって何だよ?という話ですが
下っ端から酸いも甘いも経験してきたからこそ、その世界・業界全体を高い視点から冷静に
慈愛の目で全的に把握し、一歩引いたところから適切な助言することができる という能力。
そしてこの星の特徴として、自分の直属の部下や次の世代といった近い目下よりも
そこを一段飛ばして更に下の世代や役職の人とストレートに、スムーズに意思疎通ができるという傾向があります。
爺さん婆さん世代が自分の子供とは何だかんだ上手く行かなくとも、孫は猫可愛いがりしちゃう♪というアレですね。
これを 間断の気 と言ったりしますが、専門用語はさておき。
例えば上の図の病院。
看護師さんたちの能力を組織の機能にどう生かして行くか、具体的に役割を割り振るのは人事部などかも知れません。
でも現場で実際に事に当たる看護師さんたちがこんな風に扱われ、実際にこんな風に思っている。
本来ならこの組織の長やその背後にいる相談役、理事会などがちゃんと現状を把握して対策を練らなければならない。
そういう時に本当に光るのが天堂星という星。
この組織の上の人が実際に天堂星を持っているかどうかはともかく
組織のメンバーの健康も命も使い捨てでええやん 状態の
その場凌ぎ&ごり押しで組織を運営して行こう、でもまぁなんとかなるやろ
というのは、まさに天堂星が光る条件である
下っ端から酸いも甘いも経験し、高い位置から全体を冷静な目で正確に把握できる能力 が ない ってことです。
そして直属の部下より更に下の構成員(ここでは看護師さん)に、その意図するところが
いちいち言わなくとも駄々洩れ、筒抜けのバレバレになっている。
現場の人たちの士気はますます下がり、組織には不穏な空気が蔓延する。
が、上層部は面倒なことから逃げ、下に押し付け、自分たちだけ甘い汁を吸えりゃええよねとばかりに現実逃避を繰り返す。
この上層部の人たちが例えば2代目3代目で大層甘やかされてここまで来た
しかも家系を継ぐ宿命ではない
みたいなことであれば更に色々難しく・・・
この病院のことは私は全く知りませんが、こういう組織は多いと思う。
そして、最近 組織とその内側の各ポジション、そしてそのメンバーと宿命 について思うところがあるので次回書きます。
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