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『年をとったら本が読めなくなる』は本当か、波平一歩手前中間レポート

 

年をとったら本が読めなくなる

 

って聞いたことありませんか?

だから若いうちにたくさん読んでおくんだよ、と。

 

 

私も昔耳にしたあれは本当なのか。

今現在、波平一歩手前まで来て言えることが2つあります。

 

まずそのように言う人は、読書に言及している時点で読書には関心があるであろうと推察されます。

が、そうでない場合。

もともと若い頃から本を読む習慣が皆無な人っています。

そういう人はそりゃあ年をとってからも読めません。

 

何故なら読書をするって『文を追って理解してそれを繋げていくという持久力とでも言うべき 読書専門の力 が必要だからです。そしてそれって成長期に養われるものなのではないかな?と思うのですよね。

それがないのに年行っていきなり本を読もうと思っても、そりゃあ見知らぬ外国語で文を読むくらいしんどいのではないでしょうか。

 

 

もうひとつは、その『読めない』は実はよく観察すると時期限定じゃない?ということ。

私は基本勉強したり本を読んだりが好きです。そもそもそれをしないとあっという間に腐る命式。

それでも。

毎年恒例 11月~12月終わりあたりまでの絶不調の時期には、文字を追ってもいつも通りには頭に入りません。頑張ってもなかなか読み進められない。

 

World_of_dreams (1876) by Laura Theresa Alma-Tadema

 

でもそれはそういう時期だから、なのです。

その時期が過ぎ去るとまたいつも通りサクサク理解し前に進めていくことができます。

 

なので『年行ったから』と言っている人も、実はその時そういう状態だっただけで、2か月後、5か月後、半年後にまたチャレンジすればいつも通り行けるんじゃない?ということ。

 

とはいえもちろんこれが60歳、70歳、それ以降・・・となってくると視力、体力諸々変わってくるはずなので、その辺のことはまだ分かりません。

波平一歩手前実体験レポートということで、ご参考までに。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

でも読書が好きな人というのは年を取ってからも、分厚い眼鏡をかけてでも、虫眼鏡みたいな拡大鏡(?)を使ってでも本を読みますよね。

Rembrandt (Holandia, 1606-1669) – Rembrandt’s Mother Reading 1629

 

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