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地球温暖化など環境の危機より人口激減の方が大きな問題なのか

 

 

この人ずっとこれ言ってる。以前は『 日本はこのまま行けば(低出産率で)国がなくなる 』とも言っていました。

そうなの?いや、この人が言ってるんだからそうなのかな。

そういう大きな集団の全体的把握は私は苦手で反対に(命式的にも)個人の中枢に深く潜り込んで核心を捉える方が得意なのです。なのでこういう仕事をしているわけです。

 

しかし彼、少し前に子供の1人が名前まで変えて

父親とは金輪際もう二度と関わりたくない、完全に他人として生きて行く

と言っていたニュースがありましたよね。

ああ、やっぱり親としてはそっち系の人だったんだなと。子供が名前まで変えて親と完全に縁を切るって相当のことがあったはず。こういうのは禍根を残すよ。

 

彼は『 今大きなファミリーを持ってる人は幸運だよ 』ともツイートしていました。だから様々な女性と多くの子供を作っているのかも知れないけれど、そしてそれは一面幸運なことではあるけれど

いや、子供の気持ちは???

と思っちゃうんだよね、つい。

 

 

海外ではそういうファミリーは多くて~とか、親は仕事も新しい恋愛も楽しんで子供は別れた親の家を行ったり来たりするのも普通で~とか。多いから、普通だからなんだよ?とよく思う。多くて普通で皆やってたら子供の気持ちに鎧ができて傷がつかないとでも?子供に精神的に負担をかけないとでも?どうしてもそうならざるを得なかった場合はあると思うけれど、『 皆やってるもん 』で平気で子供を無視して自分の気持ちだけを優先するなよと。

 

子供は親の付属品で、親の都合で勝手に右にも左にも動かしてOK!と当たり前のように思い込んでいる人はあまりにも多い。特に物質主義の人は。金さえ与えてりゃ後は自分でどうともするだろうと。

(物質面さえ放ったらかしな親もいますがそれは論外)

その中で子供の柔らかい心に配慮してくれる大人がちゃんといなければ、子供は本当にズタズタになってしまう。ズタズタの傷は上手くいけばある程度は治癒されるけれど、100%は無理なんだよね。どう頑張ってもDNA的にその家系からは逃れられないから。

 

そしてその傷は大きくなってから毒となり次世代に、周りに、社会に噴出されがち。全員ではありませんよ。

ただパワハラ、セクハラ、DV、犯罪行為など < 本来してはいけないこと > に対する心理的ハードルの低さは全て『 人をモノとして扱って全然OK、その心に配慮する必要は一切なし 』という家庭での教え、つまり親の子供・家族に対する態度から来る。

 

これは現代病でも何でもなく、有史以来ずっと飽きもせず反省も改良もせず拡大再生産し続けてきた人類の毒。これが今の社会を作っているし、今の自然環境の原因でもあるんだよ。これがどれほどの害悪かは皆様も既にご存知の通りです。

 

マスク氏が人類や地球の危機感を覚えるのは物理的、ハード面からの判断によるもの。

私が同じ危機感を覚えるのは心理・精神的、ソフト面からの判断によるもの。

両者は本来バランス良く整えていく必要がある。両方大切。ここでも陰陽バランス。

 

そしてソフト面を大きく改革することは家庭から。

(私のように)家庭がダメダメでも家庭の外で大事なことを教えてもらえる場合もあるとは思うけれど、これは超少数派。やはり家庭内の人間関係が大きくモノをいう。

しかしソフト面での改良がたとえできたとしてもそれは数世代かかる大仕事で、その意味で本当に地球は崖っぷちまで来ているのだろうなと、本来豊かな水量を誇るライン川がすっかり細く浅くなってしまっているのを見てよく思います。

 

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Ile de France Landscape, 1880 by Cezanne(これはライン川ではなくフランスのセーヌ川)

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

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